「敗北という収穫」 金子達仁 中公新書ラクレ 2010/5/10 発行
まさにこのタイトルが、今回のワールドカップでの日本代表そのものを表していると思う。もう完璧な敗北から学ばなければ、日本サッカーの進歩・発展はない。今の日本サッカーは、幕末の攘夷を叫んで黒船に完敗した、長州藩そのもの。もう、「国威発揚」のためのワールドサッカーは必要ないと著者は言う。その通りだと思う。
この本の後半は、スポーツニッポンの毎週木曜日に掲載されたものなので、新しい発見はなかった。しかし金子達仁の目線は、他の人の目線と違い、いつもシニカルだが、その中にサッカーに対する「愛」がつまっているので、信用が出来る。ただ批判のための批判ではないから・・・
まさにこのタイトルが、今回のワールドカップでの日本代表そのものを表していると思う。もう完璧な敗北から学ばなければ、日本サッカーの進歩・発展はない。今の日本サッカーは、幕末の攘夷を叫んで黒船に完敗した、長州藩そのもの。もう、「国威発揚」のためのワールドサッカーは必要ないと著者は言う。その通りだと思う。
この本の後半は、スポーツニッポンの毎週木曜日に掲載されたものなので、新しい発見はなかった。しかし金子達仁の目線は、他の人の目線と違い、いつもシニカルだが、その中にサッカーに対する「愛」がつまっているので、信用が出来る。ただ批判のための批判ではないから・・・
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