ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

『ブラック・ダリア』

2006年11月10日 | 映画の光と影
『ブラック・ダリア』
原作が出版された時は、ミステリー・ファンの中ではかなり話題になりました。私も読みたいと思ったのですが、時間がなく結局読みませんでした。かなり期待して見ました。時代背景やセットデザインなど、相当お金がかかっているようでしたが、結局「ブラック・ダリア」事件がもたらしたものは結局「何」だったのか。それが人に、どう影響を与えたのか、もっともっとグサッと見ているものの心の中に切り込んで欲しかった。ラストもハリウッドらしい希望をもたらしているようでしたが、それ以上の残酷さがあってこそ、あのラストが生きると思うのですが・・・映画の「コード」「倫理」を気にしたのでしょうかねぇ・・・