ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

『明日の記憶』

2006年06月27日 | 映画の光と影
『明日の記憶』
真摯な映画で、すばらしい出来上がりで不覚にも涙が落ちました。主人公も、まさしく私と同じ世代でバリバリ働いています。その同じ立場の人間が・・・ツライ話です。登場人物すべてに気配りが行き届いていて、気持ちのいい映画でした。音楽もすばらしかった。あえて、あえて言わせてもらえれば、教育映画を若い頃たくさん仕事してきた私には、とても贅沢な映画に見えました。豪華なキャスティング、豪華なロケーション、豪華な音楽。私は貧しい、しかし思いは一流の小さな小さな教育映画を経験した私にとって、とても夢のような映画でした。今でも、こういった小さな教育映画は作られているでしょう。そういった映画があるという事も忘れないようにしようとも思いました。思い出すのは、「お母さんの勉強机」「太郎せんせとわらしっこ」そんな教育映画に参加したなぁ・・・・・・・遠い昔・・・・