先日、この「なんアラ」ブログで、数学のABC予想について言及したら、難しすぎるとの反応が有った。
確かに、通常の小中校の算数・数学では登場しないが、「掛け算よりたし算が難しい」と言ったら、直ちに小学生やその保護者から批判を浴びるだろう!
しかし、実際に数学界では「掛け算よりたし算が難しい」は常識で、その要因は聞いてみれば、誰でも理解はできるはずである。
食わず嫌いはそんなのである。
一方、物理の分野でも、万有引力はニュートンが発見したことを知っている人は多いが、それが、電磁気力と対応していると言われると、途端に分からなくなる。
実をいうと、私もその一人で、この本を読むまでは、ピンとこなかったのである。
その本の題名は、「宇宙を支配する定数」で、科学書の定番であるブルーバックスとして出版されていて、先日その本をミクニ書店で購入してきた。
そして、中頃まで読み進む、驚く図表が登場したのである。
これは分かり易い!
万有引力と、電磁気力を対応させている。
この図から読み取れるのは、電磁気力は、プラスマイナス・SN極の相反する力が有るのに、引力の反対の斥力が無いことが分かる。
これから、今話題になっている、ダークマター・ダークエネルギーが導き出せないのだろうか?
これは素人の独りよがりか・・・。
やっぱり、難しい展開になってしまったかもしれない。
「なんアラ」読者以外でも構わないから、どなたかに、助け舟を出してもらいたいものである。
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