ロシア軍が無人機78機で攻撃 キーウでは約9時間 防空警報発令 NHK 2024年9月5日 21時22分
ウクライナ軍は5日、ロシア軍が78機の無人機で攻撃を仕掛け、このうち60機を迎撃したと発表しました。また、ウクライナ軍は、ロシア軍が一方的に併合している南部のクリミアから、短距離弾道ミサイル1発も発射したとしています。
首都キーウでは、4日深夜から5日朝まで、およそ9時間にわたって防空警報が発令され、地元当局は、無人機が集団ではなく、それぞれ個別に飛来したとしています。
現時点で死者などは、いないとしています。
ウクライナでは3日、中部ポルタワへのミサイル攻撃で50人以上が死亡したのに続いて、4日、西部リビウでも死傷者が出るなど、ロシア軍による攻撃で市民への被害が相次いでいます。
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は4日、SNSに投稿し「ロシア軍は、市街地や住宅街、教育機関や医療機関などを狙って攻撃している。その目的は明白だ。人々を威嚇し、虐殺行為には限界がないことを示すことだ」と改めて非難しました。
【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(9月5日の動き) NHK 2024年9月5日 22時12分
プーチン大統領 欧米主導の国際秩序に対抗姿勢示す
ロシア極東のウラジオストクで開かれている国際会議、「東方経済フォーラム」に参加しているプーチン大統領は、5日、中国の韓正国家副主席やマレーシアのアンワル首相とのパネルディスカッションに臨みました。
この中でプーチン大統領は、ロシアや中国、インドなどの新興国でつくるBRICSについて、ことしから新たにイランやエジプトなどが加わったことで、BRICSの経済圏は世界のGDPのおよそ3分の1を占めるほど影響力が拡大していると指摘しました。
その上で、「BRICSとの関係は順調に発展している。参加国の輪が広がり、良い流れができている」と強調しました。
さらに、BRICS加盟国の貿易取引などの65%は各国の通貨で行われているとして、ウクライナヘの軍事侵攻後、欧米諸国がロシアへの経済制裁を強める中で、基軸通貨のドルを使わない取り引きが広がっているとアピールしました。
ロシアは、BRICSについて「新たな世界システムの中核になる」と主張していて、拡大する加盟国との連携を深めることで、欧米主導の国際秩序に対抗していきたい考えです。
ウクライナ 西部リビウにロシア軍の攻撃 7人死亡
ウクライナの非常事態庁によりますと、4日、西部リビウでロシア軍によるミサイルや無人機の攻撃があり、7人が死亡し、53人がけがをしました。
地元リビウの市長は、攻撃によって自宅が被害を受け、3人の娘と妻を亡くした男性もいると明らかにしました。
市内では、住宅や学校、それに歴史的な建物など180棟以上が被害を受けたとしています。
市内の大学に通う学生たちは「ロシアは私たちを混乱させ希望を失うほど怖がらせたいと思っている。しかし、そうはならない」などと話していました。
ロシア側が支配の地域にウクライナ軍が砲撃 3人死亡
ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派の代表、プシリン氏は4日、ロシア側が支配する州都ドネツクで、ウクライナ軍の砲撃があり、子ども2人を含む3人が死亡し、10人がけがをしたと発表しました。
ロシア西部 ウクライナ軍の砲撃で3人死亡
ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の知事によりますと、4日、ウクライナ軍の砲撃で3人が死亡、2人がけがをしたということです。
ロシア軍が無人機78機で攻撃 キーウでは約9時間 防空警報発令
ウクライナ軍は5日、ロシア軍が78機の無人機で攻撃を仕掛け、このうち60機を迎撃したと発表しました。また、ウクライナ軍は、ロシア軍が一方的に併合している南部のクリミアから、短距離弾道ミサイル1発も発射したとしています。
首都キーウでは、4日深夜から5日朝まで、およそ9時間にわたって防空警報が発令され、地元当局は、無人機が集団ではなく、それぞれ個別に飛来したとしています。現時点で死者などは、いないとしています。
ウクライナでは3日、中部ポルタワへのミサイル攻撃で50人以上が死亡したのに続いて、4日、西部リビウでも死傷者が出るなど、ロシア軍による攻撃で市民への被害が相次いでいます。
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は4日、SNSに投稿し「ロシア軍は、市街地や住宅街、教育機関や医療機関などを狙って攻撃している。その目的は明白だ。人々を威嚇し、虐殺行為には限界がないことを示すことだ」と改めて非難しました。
ウクライナ軍は5日、ロシア軍が78機の無人機で攻撃を仕掛け、このうち60機を迎撃したと発表しました。また、ウクライナ軍は、ロシア軍が一方的に併合している南部のクリミアから、短距離弾道ミサイル1発も発射したとしています。
首都キーウでは、4日深夜から5日朝まで、およそ9時間にわたって防空警報が発令され、地元当局は、無人機が集団ではなく、それぞれ個別に飛来したとしています。
現時点で死者などは、いないとしています。
ウクライナでは3日、中部ポルタワへのミサイル攻撃で50人以上が死亡したのに続いて、4日、西部リビウでも死傷者が出るなど、ロシア軍による攻撃で市民への被害が相次いでいます。
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は4日、SNSに投稿し「ロシア軍は、市街地や住宅街、教育機関や医療機関などを狙って攻撃している。その目的は明白だ。人々を威嚇し、虐殺行為には限界がないことを示すことだ」と改めて非難しました。
【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(9月5日の動き) NHK 2024年9月5日 22時12分
プーチン大統領 欧米主導の国際秩序に対抗姿勢示す
ロシア極東のウラジオストクで開かれている国際会議、「東方経済フォーラム」に参加しているプーチン大統領は、5日、中国の韓正国家副主席やマレーシアのアンワル首相とのパネルディスカッションに臨みました。
この中でプーチン大統領は、ロシアや中国、インドなどの新興国でつくるBRICSについて、ことしから新たにイランやエジプトなどが加わったことで、BRICSの経済圏は世界のGDPのおよそ3分の1を占めるほど影響力が拡大していると指摘しました。
その上で、「BRICSとの関係は順調に発展している。参加国の輪が広がり、良い流れができている」と強調しました。
さらに、BRICS加盟国の貿易取引などの65%は各国の通貨で行われているとして、ウクライナヘの軍事侵攻後、欧米諸国がロシアへの経済制裁を強める中で、基軸通貨のドルを使わない取り引きが広がっているとアピールしました。
ロシアは、BRICSについて「新たな世界システムの中核になる」と主張していて、拡大する加盟国との連携を深めることで、欧米主導の国際秩序に対抗していきたい考えです。
ウクライナ 西部リビウにロシア軍の攻撃 7人死亡
ウクライナの非常事態庁によりますと、4日、西部リビウでロシア軍によるミサイルや無人機の攻撃があり、7人が死亡し、53人がけがをしました。
地元リビウの市長は、攻撃によって自宅が被害を受け、3人の娘と妻を亡くした男性もいると明らかにしました。
市内では、住宅や学校、それに歴史的な建物など180棟以上が被害を受けたとしています。
市内の大学に通う学生たちは「ロシアは私たちを混乱させ希望を失うほど怖がらせたいと思っている。しかし、そうはならない」などと話していました。
ロシア側が支配の地域にウクライナ軍が砲撃 3人死亡
ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派の代表、プシリン氏は4日、ロシア側が支配する州都ドネツクで、ウクライナ軍の砲撃があり、子ども2人を含む3人が死亡し、10人がけがをしたと発表しました。
ロシア西部 ウクライナ軍の砲撃で3人死亡
ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の知事によりますと、4日、ウクライナ軍の砲撃で3人が死亡、2人がけがをしたということです。
ロシア軍が無人機78機で攻撃 キーウでは約9時間 防空警報発令
ウクライナ軍は5日、ロシア軍が78機の無人機で攻撃を仕掛け、このうち60機を迎撃したと発表しました。また、ウクライナ軍は、ロシア軍が一方的に併合している南部のクリミアから、短距離弾道ミサイル1発も発射したとしています。
首都キーウでは、4日深夜から5日朝まで、およそ9時間にわたって防空警報が発令され、地元当局は、無人機が集団ではなく、それぞれ個別に飛来したとしています。現時点で死者などは、いないとしています。
ウクライナでは3日、中部ポルタワへのミサイル攻撃で50人以上が死亡したのに続いて、4日、西部リビウでも死傷者が出るなど、ロシア軍による攻撃で市民への被害が相次いでいます。
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は4日、SNSに投稿し「ロシア軍は、市街地や住宅街、教育機関や医療機関などを狙って攻撃している。その目的は明白だ。人々を威嚇し、虐殺行為には限界がないことを示すことだ」と改めて非難しました。