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イランのペゼシュキアン大統領、マクロンの『懐柔策』を拒否する意向

2024-08-09 23:54:17 | イスラエルVSハマス
ペゼシュキアン



【随時更新】イスラエル パレスチナ 中東情勢(8月9日) NHK 2024年8月9日 21時25分

イスラム組織ハマスの最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランはイスラエルに報復する構えで、中東地域で緊張が続いています。アメリカなどは、根本的な原因であるイスラエルとハマスによるガザ地区での戦闘をめぐり、停戦に向けた交渉を8月15日に再開するよう呼びかけました。

“停戦協議15日再開を” アメリカ エジプト カタールが共同声明
アメリカのホワイトハウスは8日、アメリカ、エジプト、カタールの3か国の首脳による共同声明を発表しました。

声明は、ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルとハマスに対し、「停戦と人質の解放に向けた交渉に結論を出すときが来た」として、協議の再開を呼びかけています。

そして、8月15日にカタールの首都ドーハかエジプトの首都カイロで協議を再開し、これまでの提案をもとに、イスラエルとハマスを含むすべての関係者が受け入れられる形で最終的な提案を行う用意があるとしています。

アメリカなど3か国は、ハマスを支援するイランとイスラエルの間で緊張が続くなか、両者の対立の根本的な原因であるガザ地区の戦闘を停戦につなげることで中東地域の緊張緩和をはかるねらいもあるとみられます。

共同声明を受けて、イスラエル首相府は交渉団を派遣する意思があることを明らかにしました。

一方ハマスは、最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランがイスラエルへの報復の構えを見せるなかで態度を硬化させているとみられ、今のところ反応を示していません。

ハマスが今後、去年10月の大規模な奇襲攻撃の首謀者だとしてイスラエルが非難するヤヒヤ・シンワル指導者のもとで、交渉の再開に応じるかはわかっていません。

上川外相 “人質解放と停戦実現へ取り組み強く求める”
上川外務大臣は談話を発表し、「アメリカ、エジプト、カタールが、状況改善のために精力的な外交努力を行っていることを高く評価し、共同声明と3か国の取り組みを強く支持する」としています。

そのうえで「今も人質となった多数の人々の解放が実現しておらず、現地の人道状況が深刻さを増し、情勢の一層の不安定化が懸念される。すべての当事者が、この機会を捉え、すべての人質の解放と持続可能な停戦の実現に向けて着実に取り組むよう改めて強く求める」としています。

そして、「わが国として、引き続き、関係国とも緊密に連携しながら、人質の解放や人道状況の改善、事態の早期沈静化やエスカレーションの回避に向けた外交努力を粘り強く積極的に行っていく」としています。

“イスラエル軍が住民のテントを攻撃” ガザ地元メディア
ガザ地区ハンユニス 8日
ガザ地区では8日、ハマスが南部ハンユニスから攻撃を仕掛けているとして、イスラエル軍は一部地域の住民に退避するよう通告し、NHKガザ事務所が撮影した映像には、多くの住民が家財道具を手に徒歩などで移動を強いられている様子が写っています。

イスラエル軍は9日、同じハンユニスでハマスの戦闘員を殺害し、武器庫などを破壊したと主張していますが、地元メディアによりますと、イスラエル軍は住民に退避するよう通告した地域で住民のテントを攻撃し、多数の死傷者が出ているということで、犠牲者は増え続けています。

フランス マクロン大統領 イラン側に自制求める
イラン テヘラン 1日
ガザ地区でイスラエルとの戦闘を続けるハマスのハニーヤ最高幹部が7月31日に訪問先のイランで殺害され、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を宣言し、イランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラも幹部を殺害された報復を行うとしています。

こうした中、各国の外交努力が続いていて、フランスのマクロン大統領は7日に行われたイランのペゼシュキアン大統領との電話会談で、地域の緊張の高まりに懸念を示し、イラン側に自制を求めました。

これに対し、ペゼシュキアン大統領は「自国の利益と安全に対する攻撃に直面すれば、決して沈黙を守ることはない」と述べ、あくまで報復を行う姿勢を示しました。


イスラエル軍 ガザ地区北部の2つの学校へ空爆
イスラエル軍は8日、ハマスの拠点として使われているとして、ガザ地区北部にある2つの学校への空爆を行ったと発表しました。

イスラエル軍は事前に住民への被害を軽減する対応を取ったと主張していますが、地元メディアは、避難者が身を寄せていたこれらの学校への空爆や南部ハンユニスの住宅への攻撃によって少なくとも29人が死亡したと伝えています。

イスラエル軍はさらに、ハンユニスで、ハマスによるロケット弾の攻撃に対応する必要があるとして、一部地域の住民に直ちに退避するよう通告し、攻撃を強める構えを見せています。

ガザ地区の保健当局は、イスラエルの攻撃によってこれまでに3万9699人が死亡したとしていて、犠牲者は増え続けています。


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