公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

鉄道ファンが地方を滅ぼす、っていう意味がよくわからない。現代ビジネスを読んだけど、題名は明らかに間違いだね。

2022-10-17 06:57:52 | 政治経済問題
鉄道ファンが地方を滅ぼす、という記事に少し物申したい



「もう少し早く鉄道廃止を受け入れていたら」と、鉄道からバス転換を決断した新ひだか町長は悔やむ。イトモス研究所所長・小倉健一氏によれば、「鉄道ファンによるセンチメンタルバリュー(情緒的な価値)が過大に、そして、当たり前のように評価され、地方がますます疲弊している現実が明らかになった」と指摘する。一体、赤字ローカル路線をめぐって、いま、何が起きているのか。
センチメンタルじゃ地方は救えない
2022年4月、利用者の少ない赤字路線と赤字額を初公表したJR西日本に続き、JR東日本も公表に踏み切ったことで、赤字ローカル線をめぐる議論が、沸騰している。

しかし、日本における赤字ローカル線をめぐる議論は、「鉄道ファン」である記者・メディアが手がけていることが多く、センチメンタル(情緒的)で、偏った議論になりがちだ。また、自治体の政治家たち、行政も、街のシンボルである鉄道がなくなることで批判を喰らうのを恐れているようで、基本的に反対(しかし自らの財源からの支出にも反対)という立場を貫いている。

しかし私たちの生活にとって大事なことは、地域経済、そして日本社会の発展であり、鉄道網を維持することでないはずである。

photo by Gettyimages© 現代ビジネス photo by Gettyimages
現在利用価値がなく、また将来にわたって価値がないであろう赤字ローカル線を、大富豪が自分の金で、民間企業が自らの意思で、あるいは地域住民が自分たちのお金で、支えるというのなら反対すべきではないかもしれない。

しかし、いま起きている議論は、基本的に赤字ローカル線の維持に「国費の投入」が前提とされている。他人の収めた税金だと思って軽く扱われているのだとすれば残念だ。

赤字ローカル線の存続は「地域エゴ」
2022年3月25日に、野村総合研究所が公開した「ローカル線沿線住民約1万人を対象とした地域公共交通に関するアンケート調査」では、75%が最寄りのローカル線を「ほぼ利用しない」と回答する一方で、52%の回答者が、ローカル線は「地域住民の心の支えになっている」と回答した。

つまり、沿線住民が生活の基盤として使っているのなら、赤字でも支える理屈は見つけられるのかもしれないが、まったくそうではない。

誰も使っておらず、地域の「心の支え」でしかないというセンチメンタルな話なのだ。こんなことでは赤字ローカル線の存続は、「地域エゴ」と断じられても仕方がないのではないだろうか。

しかも、日経ビジネス最新号(2022.10.03)が報じたところによれば、赤字ローカル線の存続は、地域社会にとっても後悔がなされている。それは北海道日高線で起きたのだという。

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日高線の一部区間は、赤字で将来的に廃止するしかないにもかかわらず、だらだらと結論を先延ばしにし続けた。途中、「道路と線路の両方を走るバス型車両の導入なども検討」(同誌)するなどしてさらに結論を先延ばし、結局、20年10月に、鉄道廃止を決断することになった。

その結果、鉄道駅を中心に組まれていたバスのダイヤは、住民の居住地を中心に組まれるようになり、学生によっては2時間近くかかった通学時間が1時間を切るようになったのだという。

新ひだか町長の「後悔」
詳細は同誌を読んでほしいが、記事内にはこう書かれている。

〈バスは輸送能力で鉄道に劣る半面、安いコストで柔軟にルートを変更できるのが強みだ。新ひだか町内の大型商業施設「イオン静内店」も駅から15分歩いた国道近くにあるが、バス転換後はイオン前を通る便を増やして周辺自治体からのアクセスが改善した。同町の大野克之町長は「どの自治体も鉄道の復旧費を負担する体力はなく、現実的にはバス転換しかなかった。もう少し早く鉄道廃止を受け入れていたら」と悔やむ〉(同誌)

このように、鉄道廃線への「決定的証言」も飛び出しているのだ。

「鉄道が田園風景を走っているのが好き」「鉄道のファンだから鉄道を残してほしい」という人たちのセンチメンタルな気分に流されるようなことさえなければ、もっと同町は栄えていたのだと、町長は考えているのだろう。鉄道は決められたところしか走れないので、バスと比べて不便極まりない。

JR北海道社長も輸送密度2000人未満の鉄道路線について、鉄道廃止・バス転換以外の解決策を見出していない。鉄道網を維持するとしても、国や道などに支援を求める前提となっている。

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私は、先日、東京から一番近い赤字ローカル線、JR東日本の久留里線(久留里駅~上総亀山)に乗車してきたが、沿線の状況を観察しても、廃止一択しかないという結論に至った。

なにしろ、この久留里線は、100円の運賃を得るために、1万5000円以上の費用が必要なのである。年間の売り上げは100万円しかない。私が乗車したときは終着駅についてもどこかへ向かうわけでもなく、そのまま列車の折り返しを待つという鉄道目的のお客がほとんどだった。

真正面から向き合わないメディア
東京駅から上総亀山駅に向かおうとして、Googleで経路検索をしても、ほとんどのルートはバスを使ったほうが速い。鉄道を廃止して、バス転換するしかないのである。

しかし、メディアには、センチメンタルな記者たちがいて廃止一択の結論を先延ばしさせようとするのである。

産経新聞(2022年9月10日付)の記事「千葉発 JR東管内収支ワーストの久留里線 存続へ知恵絞る沿線自治体」をみてみよう。

内容としては、〈上総亀山駅近くに40年以上住んでいるという60代の主婦は「周りの人は車生活。最近は(同線を)ほとんど利用していない」と話す。〉という中立的な筆致で進んでいき、「冷静に考えて、これはやはり廃止するしかないよな」と思っていたら、文章の締めは突然センチメンタルになる。

〈乗降の際のボタン、乗車駅証明書の発行、車内禁煙のアナウンスなど、私にとっては新鮮だったが、他の乗客にそんな様子はなく、久留里線が日常の一部なのだと伝わってきた。上総亀山駅で出会った86歳男性の「なくなってほしくない」と寂しそうに線路を見つめた目が忘れられない。〉と結ぶのである。

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そのほかにも、業平橋渉氏という都内探検家の肩書きを持つ人が書いたニュースサイト「Merkmal」での記事『久留里線の年間収入わずか「100万円」の衝撃! ほのぼの路線の維持に必要なのは労働争議か、住民目線の妙案か』によれば、ダイヤの本数を増やすことが活性化に重要であることが繰り返し強調されていて、文章の結びには、〈独特の魅力がある路線だけに、廃線になるのはあまりにも惜しい。〉とある。

廃止する前にやるべきこと
都内探検家の氏によれば、千葉県にある久留里線の同区間は〈JR発足直後の1987(昭和62)年と比較すると、1日あたりの乗客数は「90%」も減っている〉とのことだが、現状の売り上げは年間100万円で、乗客10倍となっても売り上げは1000万円にしかならず、大赤字のままであり、焼け石に水としかいいようがない。今さらダイヤを増やしてどうにかなる問題でないのだ。

氏の結びの文言、久留里線の〈独特の魅力〉というのが何か、この記事からは、私には判然としないが、バス転換をしてもその魅力は失われないだろう。ひょっとして、久留里線が首都圏では珍しいディーゼルカーであることが独特の魅力というのであれば、なおさら、鉄道ファン以外には関係のない話だ。

北海道の日高線のように、バスへの積極転換で、利便性が向上する可能性が大いにありそうだ。町長が、バス転換の遅れを悔やんだように、久留里線の走る千葉県君津市がセンチメンタルな感情に流されないよう、切に望む。

改めていうまでもないが、赤字ローカル線の維持が地域社会が滅びていくのを加速させている可能性について、よくよく議論をすべきだ。

廃止する前にやることがある、と考えたのは日高線も一緒だ。検討に、検討を重ねている時間があったら、地域発展に向けてもっと実効性のあることにリソースを割いたほうが良いだろう。

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ついに解散命令請求を弁護士会が正式要望〜この機会に押さえたい類似事例の明覚寺と法の華三法行〜

2022-10-17 01:51:21 | 安倍晋三関連事件(森友・加計・桜・統一教会)
ついに解散命令請求を弁護士会が正式要望〜この機会に押さえたい類似事例の明覚寺と法の華三法行〜



naoya sano

・明確寺・・・1999年12月16日に、文化庁は「組織ぐるみの違法性が認められる」として和歌山地方裁判所に宗教法人明覚寺に対する解散命令を請求し、和歌山地裁は2002年1月24日に解散命令を出した。明覚寺は最高裁まで争ったが棄却されて解散。犯罪を理由にした宗教法人の解散命令としては、オウム真理教に次ぐ2番目のできごと。

・法の華三法行・・・教組の福永法源と、実質的経営者だった福永の実母の井本房子、教団ナンバー2の星山康天こと李康天を含む幹部のほぼ全員にあたる12名が摘発された。被害総額は600億円以上に達し、事件発生当時の平成12年(2000年)では豊田商事事件に次ぐ大型詐欺事件であった。翌平成13年(2001年)3月29日に教団は破産宣告を受け、宗教法人としても解散処分を受けた。平成15年(2003年)4月23日に破産手続終結の決定をもって解散



明覚寺(本覚寺)グループによる「霊視商法」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/07 02:18 UTC 版)

主な経過
1984年、後に明覚寺の管長となる男性が千葉県野田市に水子菩薩を扱う訪問販売会社を設立[31]。地元の曹洞宗の寺と協力して販売していた男性が、1987年に醍醐寺の末寺として茨城県大子町に1987年に宗教法人「本覚寺」を設立し、関東一帯にそのグループを展開した[31]。1988年に真言宗 醍醐派を離脱し独立の寺として霊視鑑定を行っていたが、消費者センターに苦情が寄せられて詐欺商法だとして損害賠償請求が次々と起こったため、一時的に活動を中止した[31]。その後、休眠状態にあった和歌山県の高野山 (高野町)[32]にある「明覚寺」を買収し、関西地区で同様の活動を再開したが、こちらでも損害賠償請求が多数起こった[31]。愛知県警は明覚寺系列の満願寺(名古屋市)の僧侶らを摘発した[31]。1999年12月16日に、文化庁は「組織ぐるみの違法性が認められる」として和歌山地方裁判所に宗教法人明覚寺に対する解散命令を請求し、和歌山地裁は2002年1月24日に解散命令を出した[31]。明覚寺は最高裁まで争ったが棄却されて解散になった[33]。犯罪を理由にした宗教法人の解散命令としては、オウム真理教に次ぐ2番目のできごとであった[31]。

霊視商法の手口
新聞のチラシや信者が「護符」と称して配るチラシなどで格安または無料相談などで人を集め、霊視鑑定をした後「水子の霊が憑いている」「このままでは不幸になる。」と言うのは「霊感商法」と同じである[31]。

チラシには「相談料(お布施)3000円」などと書かれてある。最初は「入信教師」と呼ばれる僧侶が「鬼業即知法」と呼ばれる、姓名判断による相談者の因縁の鑑定を行い、供養料を要求し、3日間の「浄霊修法会」に参加させるように説得する[31]。次に「導師」と呼ばれる人物が相談者に書かせた家系図をもとに因縁の話を聞かせ、紙に書いたインクの文字の滲み具合で供養が必要な霊を特定するという「流水灌頂」を行い、100万円単位の供養料を要求[31]。 その後も寺に通わせて住職が個人面接を行い、更なる霊の供養のための供養料を要求する[31]。供養料の多額さに躊躇する相談者に対しては執拗に長時間説得され、借金をしてでも払うように要求されたという。供養料以外にも霊視商法のチラシを「護符」だとして買わされ、「護符修行」だとして戸別配布することに動員された者もいるという[31]。

明覚寺の管長は経験のある僧侶にトークのマニュアルを作らせ、模擬相談の研修が行なわれていたという[31]。また、各末寺や各僧侶に対し、入信者数や供養料などの所謂「ノルマ」を課しており、その成績の順位を発表し、それに基づく位階に応じた給与が支払われていたという[31]。



法の華三法行(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2022年10月5日 (水) 15:33 )

創始
法の華三法行は、昭和55年(1980年)1月6日に東京都で福永法源により創始された[5]。その後埼玉県川口市で、「億万長者養成道場」「右脳塾院」「人間社長塾」等の看板を掲げて自己啓発セミナー事業を本格化させた。参加者を肉体的・精神的に疲労させ「最高です!」など単純なスローガンを連呼させるマインドコントロール手法を用い、週刊誌にタイアップ記事を打ったり、ワイドショーの取材を受けるなどして教勢を拡大した。

富士天声村設立
昭和59年(1984年)11月には静岡県富士市伝法にプレハブを作り、同地で布教活動を行うようになる。これを契機として同教団は富士市の地を拠点とするようになった。昭和62年(1987年)3月20日には、静岡県知事の宗教法人認証を受けた[5]。法人登記の目的欄には次のように記載されていた。

『南無天法地源如来行』を本尊とし、『法の華三法行』の教義をひろめ、儀式行事を行い、信徒を教化育成することを目的とし、その目的を達成するために必要な業務を行う。
その後法の華三法行は同市厚原字大石に本部移転を行い「富士天声村」という本部研修場の建設を進めるようになった。天声村は昭和63年(1988年)建設の「天地堂」(1,483.16㎡)、平成元年(1989年)建設の「天行堂」(933.86㎡)、平成3年(1991年)建設の「寄宿舎」(668.96㎡)などからなり、平成5年(1993年)には社務所(1,521㎡)・温行館(842.30㎡)が建設された。法の華三法行の関連施設は本部所在地の富士市内だけでも相当な規模であり、平成7年時点で計21,120.64㎡(本部の所在する富士市のみ)にも上ったという[5]。また渋谷区の統一教会本部に隣接する渋谷区松濤にも豪華な施設を構えた。「宗教を超えるもの」だとして「超宗」を自称し、都内の東海道新幹線や首都高速道路沿いに「天行力」の大看板を掲げ、テレビやラジオで放送枠買い取り番組を流したり、著書の広告を四大新聞に打つなどして知名度を上げ、東京ドームで「天行力大祭」を挙行した平成7年(1995年)の最盛期には、公称信徒数10万人を豪語した。また1995年のオウム真理教事件以降、福永は法師と呼ばせていたという[6]。平成13年にかけては「天声村ユートピア完成計画」が練られ、天声大門(23m×10m×14.6m)が建設され毎夜ライトアップされた上に、蓮池金堂等も設けられる予定であった。しかしこの段階になると富士市の住民より苦情が相次ぐようになっていた。騒音・交通渋滞・修行者の徘徊、無造作な教団施設拡大計画が問題視されていたという[7]。そのため平成8年には教団側は蓮池金堂の建設中止を決定した。

摘発から逮捕まで
平成11年(1999年)11月19日、栃木県警が信者らを摘発した。同年12月1日、強制捜査に着手。12月7日には関東在住の被害者5人が教祖である福永をはじめ13人を告訴した[3]。平成12年(2000年)4月28日、福岡で法の華に対し初めての損害賠償判決が下る。そして5月9日に福永法源は逮捕された。5月29日の起訴後9月1日に刑事裁判が開始され、12月25日に東京法の華第1次訴訟で被害者らが全面勝訴した[3]。教団は足裏診断と称する個人面談において、「前世の悪い因縁を放っておくとガンになる」「このままでは2001年に人類は滅亡する」等マニュアル化された脅し文句で信者の不安を煽り、仏舎利と称する物や福永の手形色紙等を売りつけていた。また「法納料」の名目で多額の金銭を巻き上げた行為が詐欺罪に問われ、教組の福永と実質的経営者だった福永の実母の井本房子、教団ナンバー2の星山康天こと李康天を含む幹部のほぼ全員にあたる12名が摘発された。被害総額は600億円以上に達し、事件発生当時の平成12年(2000年)では豊田商事事件に次ぐ大型詐欺事件であった。翌平成13年(2001年)3月29日に教団は破産宣告を受け[8]、宗教法人としても解散処分を受けた。平成15年(2003年)4月23日に破産手続終結[9]の決定をもって解散した[3]。

逮捕後
福永は平成17年(2005年)7月15日、東京地方裁判所で懲役12年(求刑懲役13年)の実刑を言い渡された。平成18年(2006年)12月1日東京高等裁判所の控訴審で原審維持の決定、最高裁判所第二小法廷も2008年8月29日上告棄却したため、有罪判決が確定し収監された。公判においては教団の組織犯罪行為が認定され、その他の元幹部に対しても各々有罪が確定した。平成23年(2011年)1月に一部幹部が大元の流れを汲んだ団体「天華の救済」を立ち上げ活動を行っており、天華の救済公式サイトで法の華三法行との関係性を認めている[10]。

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【菊花賞展望】ガイアフォースが中心(報知):アスクビクターモアがラスト1冠奪取を目指す(デイリー)

2022-10-17 01:50:51 | 競馬


「菊花賞・G1」(23日、阪神)

 牡馬クラシック最終戦は春2冠の連対馬が不在で混戦模様。中心はアスクビクターモアが担う。弥生賞ディープインパクト記念を制して臨んだ皐月賞は5着。続くダービーでは差し決着の中、唯一先行して3着に粘り込むなど世代屈指の能力は証明済み。前走のセントライト記念では首差2着に敗れたものの、3着には3馬身差をつけた。始動戦としては十分に満足のいく内容で、ラスト1冠奪取へ視界は良好だ。

 セントライト記念覇者ガイアフォースが最大のライバルになりそう。骨折で出世が遅れたが、もともとが陣営期待の素質馬。復帰後は順調に勝ち上がり、きっちりと大一番へ駒を進めてきた。戦ってきた相手も強敵ぞろいで、2走前の1勝クラスでは小倉芝二千をレコード勝ち。勢いだけでなく強さは本物。三千の距離も全く気にならないタイプだ。

 同じく杉山晴厩舎が送り込むジャスティンパレスも有力候補の一角。最重要トライアルの神戸新聞杯が圧巻の勝ちっぷり。ホープフルS2着など早い時期から活躍していたが、成長に伴いさらに力をつけてきた印象だ。

 引き続き武豊とコンビを組むヤマニンゼスト、確実な末脚が武器のボルドグフーシュ&ヴェローナシチーといった神戸新聞杯上位組に、古馬相手の新潟記念で3着に奮闘したフェーングロッテンなど伏兵も多彩だ。





 第83回菊花賞・G1が10月23日、阪神競馬場の芝3000メートルで行われる。

 前走のセントライト記念で、重賞初挑戦Vを飾ったガイアフォース(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が中心。新馬戦で日本ダービー馬ドウデュースの2着に敗れた後、骨折のアクシデントに見舞われたが、復帰後4戦3勝2着1回の安定感を誇る。父のキタサンブラックもセントライト記念をステップに菊花賞でG1初制覇を飾っただけに父子クラシック制覇の夢がかかる。

 同厩のディープインパクト産駒ジャスティンパレス(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が続く。皐月賞、日本ダービーはともに9着と敗れたが、前走の神戸新聞杯は直線で持ち前の末脚を爆発させた。2歳G1・ホープフルS2着馬がラスト1冠を前に復活し「直線はいい加速力だった」と鮫島克駿騎手も絶賛。課題のスタートを決め、早め早めのレース運びで危なげない勝利だった。余力のある勝ちっぷりから、まだ上積みもありそうで、ここは楽しみな一戦。

 日本ダービー3着、セントライト記念2着からの巻き返しを期すアスクビクターモア(牡3歳、美浦・田村康仁厩舎)。その前走は強い競馬で頭差も、目標にされる苦しい展開だった。1週前は美浦のウッドチップでスムーズな加速を見せ、田村調教師は「体力はあるし心肺機能がすごい。3000メートル走れる自信があります」と、ラスト1冠での反撃に強気の姿勢を崩していない。

 ラジオNIKKEI賞を勝って挑んだ新潟記念で3着のフェーングロッテン(牡3歳、栗東・宮本博厩舎)、青葉賞を勝って臨んだ日本ダービーで5着好走のプラダリア(牡3歳、栗東・池添学厩舎)、プリンシパル1着のセイウンハーデス(牡3歳、栗東・橋口慎介厩舎)は秋初戦のセントライト記念(4着)を叩いて本番へ。

 神戸新聞杯3着のボルドグフーシュ(牡3歳、栗東・宮本博厩舎)はスタートは甘いがスタミナ豊富。阪神2400メートルのゆきやなぎ賞を完勝した持続系の脚は、ここでも通用。神戸新聞杯で2着に突っ込んだヤマニンゼスト(牡3歳、栗東・千田輝彦厩舎)も圏内。京都新聞杯勝ちがあるアスクワイルドモア(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)、2勝クラスの藻岩山特別で強い勝ち方をした上がり馬ドゥラドーレス(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎)が最大の惑星。(大上 賢一郎)

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山之内すず マイナンバーカード「『便利だよ』が『作らないとできないよ』になり不信感」

2022-10-17 01:50:14 | 安倍、菅、岸田の関連記事
© 東スポWEB 山之内すず





タレントの山之内すずが16日放送の「アッコにおまかせ」(TBS)に出演し、マイナ保険証につてい私見を述べた。

番組では健康保険証を原則廃止し、2024年秋にも健康保険証がマイナンバーカードへの完全移行を目指していることを取り上げた。

山之内は「QRコードから(申請が)できるって分かってるんですけど、やっぱりどうしても面倒くさがってしまう」との理由でマイナンバーカードを保持していないという。

続けて「任意、任意って言ってたのに。最初は『マイナンバーカードを作ったら便利だよ』だったのが『マイナンバーカードを作らないとこれができないよ』になってきた感じにちょっと不信感を持ってしまってるところもあって。もっとちゃんと知らなきゃいけないなと思ってます」

すでにマイナンバーカードを保持しているという和田アキ子は、日常的に携帯していないという。「金庫にしまってるんやけど今、思い出したけど暗証番号も覚えていない。だって使ってないから。今のところ」と話した。

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ガストは食材が貧弱すぎ、冷食を温めて食ってるのとほとんど変わらないメニュー。これじゃ客足は遠のく。

2022-10-17 01:49:51 | 政治経済問題
【ゆっくり解説】ガストの真の敵はサイゼリアではなく〇〇!?すかいらーくグループの大量閉店の真実がヤバすぎた!



naoya sano

すたみな太郎やビッグボーイのような食べ放題のところでないと、これからのファミレスが生き残るのは厳しいだろうなぁ。ガストは食材が貧弱すぎ、冷食を温めて食ってるのとほとんど変わらないメニュー。これじゃ客足は遠のく。

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安倍晋三の県民葬費用、過去最高6300万円…市民オンブズマンが住民監査請求

2022-10-17 01:48:00 | 安倍晋三関連事件(森友・加計・桜・統一教会)


山口県下関市で15日に営まれた安倍晋三・元首相の県民葬。山口県での県民葬は、安倍氏の父・晋太郎元外相らに続いて6人目となった。約6300万円の費用は同県では過去最高額で、県や自民党県連などが分担する。

 今回の県民葬では、公金支出や実施の法的根拠を巡って市民団体などの反対運動が起きた。市民オンブズマンやまぐちは9月、公費負担での県民葬中止を求める住民監査請求を行った。

 村岡嗣政知事は法的根拠について、地方自治法が定める「地域における事務」に県民葬が含まれるとの見解を示し、「県民葬が行われるのは妥当」としている。

 一方、9月に行われた安倍氏の国葬を巡っても、法的根拠が議論の対象となった。岸田首相は首相経験者の国葬実施について、決定手続きなどのルールを設けることを目指すとしている。

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