ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

共感という名の技術

2017年03月31日 | 心療内科医

鍋で一晩放置されて少しペースト状になったラタトゥイユを冷めたままパンに挟んでホットサンドメーカーでぎゅっとあっためる。


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心身医学合同セミナーの講義で、心療内科のすべての根底に流れるという「共感」が扱われました。いい講義でした。
ちょうど同じ頃に同期が書いたSNSの記事にも、患者さんへの「共感」がチーム医療の肝であると。

「みんなの健康学」序説 神馬征峰著
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/475992146X
この本のナイチンゲールの章でも「共感」が出てきます。

私もこれから、自分の主題に「共感」を掲げたい。
「あいつ何もしてないけどよく感謝される」というなんだか不名誉な評価をされたことがあるのですが
(前半部分=医学知識が足りていない…はさておき)
たしかに「感謝される」ことにかけては、わりと得意な方です。たぶん共感できているから。自分で言うのもなんだけど。
でも、それを無意識のうちにやっていることが多いから、その分あやういのです。
心療内科医の仕事道具である「共感」を
あえて言語化できて初めて
欲を言えば、それをできない他科の医者に説明し共有できて初めて
専門家になれるんだと思います。

プロカウンセラーの共感の技術
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4422115804

講義で勧められた本。あの先生が言ってるんだからと思ってとりあえず買ったけど、まだ読んでないので内容書けない笑

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