ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

旅の打ち上げ、チボリの花火(コペンハーゲン)

2014年12月30日 | たびたべた
日本の早朝です。変な時間にお腹が空いて、Fazerのチョコ全種類たべちゃいました。時差ボケな。

というわけで、
母娘の年末ふたり旅~北欧編~
無事に終了しました。

ドッカーン!
ありがとうございます、ありがとうございます!
ああ、ほんと楽しかったなあ…
寂しさに浸りつつ、コペンハーゲンでの一日を記録しておきます。


まずは朝ごはん。デンマーク名物のオープンサンド、スモーブローを真似して作ってみた。
チーズはおかわり!デンマークは酪農大国ですからね。

デニッシュペストリーは、デンマーク語ではなんとWienerbrod(ウィーンのパン)と言います。
そいえば、コペンハーゲン駅前には日本は広島に本店のあるパン屋さん「アンデルセン」もありましたよ。日本のお店って知らない地元民もいるそうです。

さてと。今までの街と比べて日の出が早いので、朝ごはん食べ終えたらすぐ出発しました。

気温0℃。今日は帽子なしでおっけー!
ちなみに、コペンハーゲンは自転車文化が発達していまして(上に注目)

確かに自転車いっぱい見ました。

それで、こういうところで車道じゃないからってウッカリSTOPの先で信号待ってたら、自転車にリンリンされました。

市庁舎にやってきました。

市庁舎の前の不思議な像たちの向こうに…あーいたいた!

アンデルセンさんです。どこ見てるの?

チボリでした。

お次は

クリスチャンボー。コペンハーゲンはここから始まった。

ヘルシンキやオスロに比べると開店前の時間帯は道路にゴミとか落ちてて「あ、普通だな」って思うけど、建物はほんとにかわいいんだよねー

くるみ割り人形だ!


着いたぞ、ニューハウン。運河沿いの家並みです。どこかに書いてあった“色鉛筆のような”家々、まさにそれ!

クリスマスマーケットの名残りらしい屋台でアーモンドたっぷりのグロッグを飲んだ。

さらに歩いて

アマリエンボー。旗が立っているときは女王様が在宮とか。

熊の毛の帽子を被った衛兵さん達が角からノソッと現れて、何も悪いことしてないのにドキッとしてしまった。

やっと着いた!

中心部から延々と歩いてまでこの海辺を目指してきた目的は(左端の人混みに注目)

人魚姫の像です。観光客がいっぱい。

朝日を浴びて。

白鳥も居ましたよ。そいえば「みにくいアヒルの子」もアンデルセン。

人魚姫の居るカステレット要塞を後にして

中心部へと

ざくざく

ざくざく戻り

いよいよショッピング!の前に

腹ごしらえ。

ロイヤルコペンハーゲンのかわいいカフェです。

スープと

(待って、ソーサーも素敵~そうか、ぜんぶロイヤルコペンハーゲンのなんだ。)

Smushi(お寿司にインスピレーションを得て、スモーブローをミニサイズにしたのだそう!)3種。

カフェの出口にはこんな飾りが。

さて、あとはショッピングストリートであるストロイエをひたすらウロウロ。可愛い雑貨にうひゃうひゃ言いながら。
ストロイエって、世界初の歩行者天国なんだって。歳末セールも始まっていて大賑わい。土曜日にもかかわらず多くのお店が夕方まで開いてくれていました。

デンマークの百均的なお店Tigerでは、父さんにぴったりのこんなお土産を見つけましたよ。


途中でお茶したデパ地下のカフェ。

これにありつくには、少し苦労しました笑
店内レジから離れたところにデニッシュが並んでいたので、その近くにいる店員さんに「これください」と言ったら
「あ、店内で食べるならあっちで注文してくださいね」
「…じゃあ、これなんて読むのか教えてください」
「ぶるー、だー、すないる(私にはそう聞こえた)よ。」
「ありがとう。」
「ほら、あなたも言ってみて!」
「え笑…ぶるー…だー…すないる?」
「バッチリ!じゃあレジにいってらっしゃい」
言われた通りに並び直し、やっと買えたというわけ。美味しさも一際です。お姉さん、ちゃんと通じたよー!
デンマークでもシナモンロールはよく食べられているそうですが、フィンランドのとは違ってデニッシュ生地です。これはこれで、うまいのう。
それにしても、ぶるーだーすないる…Brodがパンで、sneglがかたつむりだから、かたつむりのパンみたいな意味なのかな。検索してもどうしてもヒットせず、気になっています。

デンマーク語ね、書いてあるのを読む分にはドイツ語に似ててありがたいんですけど、ノルウェー語に比べて発音の仕方が難しいんです(法則を見つけられずに終わった)!そして、聞き取りにくい!

夕ごはんは、Irmaで買ったサラダなどをホテルに帰って食べました。

デザートサーカスのヘイバーグさんも書いていた通り、ベリーがありましたありました~

あ、Irmaっていうのはデンマークのスーパーです。

この可愛い女の子が目印。

実は車輪がついてた買い物かご。持ち手が伸びてビックリしました。

(たまたまこの後に解いた問題の解説でも

IRMAを発見!笑)

いつもならこのまま寝る準備に入るのですが、この日はパジャマに着替えずに、20時45分を待っていました。それは…

チボリ公園の花火が見たかったから!
ホテルの前から駆けて行くと

道行く人も、みんな立ち止まって見ていました。
チボリ公園のこのクリスマスバージョンの花火も、この日が最終日とのこと。まるで、一緒に私たちの旅の打ち上げまでしてくれているみたいでした。

ハートの花火も打ち上がりましたよ。

そうそう、ハートといえば、

コペンハーゲンの街はハートがいっぱいでした。ストロイエにも…

駅の切符売り場にも…

honninghjerter(デンマークのクリスマスのビスケット)にも…

コインにも!(私が出し間違える度に、TigerやIllumの店員さんが「違う違う、このおっきいのが20クローネだよ?」などと丁寧に教えてくれて、やっと覚えたデンマーククローネたちです笑←「店員さん達がそんなに優しいのはきっとあなたが小学生に見えたからよ」by母さん)

そして28日の朝、とぼとぼとデンマーク駅へ。

(駅大きくて左半分しか写せなかった。)

クリスマスツリーの撤去作業が行われていましたよ。
ホームにはドイツはハンブルグ行きのICE(インターシティエキスプレス)も止まっていましたが、そっちに乗り込みたい気持ちをなんとか抑えて、となりの空港行きに。

乗り継ぎのヘルシンキ空港では、Joulutorttu(フィンランドのクリスマスパイ)を見つけましたよ!カルダモンたっぷりのフィンランド版シナモンロールも、またまた買ってしまいました。

今回、最後に乗る飛行機。ここ一週間ですっかり好きになった浅煎りコーヒーとともにこれを食べ、あとは血まなこで問題集の残りを仕上げましたとさ。
おしまい。

フィンランド、ノルウェー、デンマーク、(今回は行ってないけど小学生のとき行った)スウェーデン。
また訪れたい国々です。できることなら住んでみたいとも思いました(リウマチが有名な留学先とかないのかな…笑)。長く滞在して、ここで生活する人たちと話がしてみたい。
今回訪れたどの国の人々も、お行儀が良く“話せばわかる”と思ってくれている感じがとても好印象でした。
例えば、空港でよく経験する長蛇の列で。横入りしようとした外国人には、スタッフも他の乗客も、みんなで分かるまで教えてあげていました。
「そっちじゃなくてこっちですよ。」
それでもしゴネるような相手なら
「順番に並んでください。」
「みんな同じ気持ちですよ。」
そして、
「わかればよろしい。」
叱りつけたり、無視したり、陰でからかったり悪口言ったりする人がいなかった。
それって、気持ちに余裕がある人たちができることなのかもな、と思ったんです。
なんとなく、日本で最近ちょっと少なくなってきているように感じる要素。
生活の豊かさ?自分の人生をコントロールできていると思えること?
考えの豊かさ?公平性を、満足を、幸福を、感じとれる心のスペースを持ち合わせているということ?
うっすらと、そんなことを感じたりもしました。


ではでは、Hej hej(はいはい/さようなら)コペンハーゲン、Hej hejわたしの時間!
そして、Hej(はい/こんにちは)現実…今日はこれから奉公ですよ。今のうちに勉強しとかなくちゃな~
あ、いけない。心のスペース!笑

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