「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「8月15日」

2022年08月15日 | ニュース・世相

全国戦没者追悼式

  
 全国から1000人近くが出席した日本武道館、式場          岸田内閣総理大臣による 式辞
  
  天皇、皇后両陛下による戦没者への黙とうに続く一礼          天皇陛下による追悼のお言葉

今日も、近くのJアラート防災スピーカーから発信があった。
全国戦没者追悼式に合わせて「恒久平和と全国戦没者追悼のため、正午にサイレンを吹鳴します。1分間の黙とうを捧げましょう」というものであった。
当時3才半年であったこの耳に、生の声が残っているわけではないが5・6才になってから何度となく聞かされた敗戦を告げる「玉音放送」。

あの日から77年の歳月が流れた全国戦没者追悼式典。全国各県から代表者が出席するはずであったが、コロナ感染の逼迫によって4県が欠席したという。それでも1000人近くの参列者があった。但しそのうちの70・80%が後期高齢者であったという。あの忌まわしい戦争体験者や、戦時下に喘いだ我々年代の人達が主流であったということになる。それ以降の若い人たちにも、この戦没者追悼という儀式に目を向けて欲しい気持ちはある。

というのも、このような追悼式に至る『戦争』という愚かしさを繰り返してはならない。我が国だけのことではない。世界中に不戦の輪を広げ、人類恒久平和を願う『和の心』を、今を生きる、これからを生きる若い人たちの責務として広げて行って欲しいと思う。その方法・選択肢は幾つかあるはずである。

ちなみに「追悼」とは、誰かの死を悲しむ気持ちを表明すること。「悼(とう)」という字には「人の死を悲しむ」という意が込められている。
人の死を悲しむ前にやるべきことはいっぱいあるのではないだろうか。
天から授かった尊い命を、戦争や紛争などで無理やり断ち切られてはたまらない。そんな世の中に再び戻らない誓いをこの追悼式に捧げたい。

コメント
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