暑い夏、猛烈な日差し、コロナ警戒で孫も来ない。格別お出かけの用もない。コロナ陽性者がどこにうろついているか分からない。
所在なくおこもり専念もちょっと芸がなさすぎるよね~。
そっか、久しぶりに本格的な手紙を書いてみよう。あて先は、中学時代の同窓会幹事仲間で、手紙や電話で小まめに仲間の消息を確かめてもらっているKさん。気の置けないとってもスッキリ・シャッキリの女性である。
彼女からもらう手紙は、墨蹟あざやか毛筆の達筆に爽やかさを織り込んで届けられる。同級生数人の消息や直近の情報が書かれている。それも必要以上でもなし、必要以下でもない、ほど良い量の情報で、嫌味がなくサラッとしているのがいい。
彼女は手紙はもとより、電話での情報交換も盛んなようで「Kさんに教えてもらったよ」とか「Kさんの情報によるとね・・・」などといった、こちらが知らない情報が入ってくることもある。幹事さんとしては最高の情報通である。
コロナ騒動前、つまり3年前、2019年4月に行った喜寿同窓会から3年4か月を過ごして、徐々に「「またやりたいね」という声が出始めていることや、第7波と言われるコロナの現状では、少人数の幹事会を開くことさえ難しい状況をしたためておいた。
それにしても手紙という意思疎通に欠かせない情報交換手段を使わなくなったねー。手紙というものを書かなくなった。
メールやラインなどスマホやパソコンはは気軽に使うのに。その便利さに負けてついつい手紙文化を忘れてしまいがちである。
郵便ポストは少ない、郵便局は遠い、配達も集荷も人手不足で時間がかかる。そんな郵便局事情も、手紙減少の要因になってはいる。
久しぶりの手紙は、やはり少し肩の凝る思いをする作業であったが、ちゃんと文字で意思を伝える文化は残したいね~。