goo blog サービス終了のお知らせ 

「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夏休みご奉公」

2015年08月23日 | スポーツ・観戦

 

昨年までは、夏休みじいちゃん学校の生徒であったカー君が、中学生になったこともあって、じいちゃん学校を卒業してしもうた。
閉校となったじいちゃん学校の夏休みを半分喜んだり、半分淋しかったりしていたら、その夏休みもいつしか残り1週間余りとなってしまった。
毎年1度や2度は、川のハヤ釣りとか、山などに連れて行っていた孫君たち。本音は連れて行かせてもらっていたのかもしれない。が、今年は何故かいいチャンスに恵まれずそれらしいことを何もしないままでいた。

幸い、近くの由宇町にある広島カープ二軍練習場で、「カープタウン、ゆうの日」というお祭りがあることを知った。もちろん、阪神との二軍公式戦も。今、孫三兄弟の中で、広島カープに目覚め燃えに燃えている、三男坊悠雅君に声をかけたら、即座に「行く」という。
それもそのはず、先日、広島カープ選手名と背番号の入った白いユニフォームと、真っ赤なTシャツを購入したばかり。以前から持っていたカープ帽子と共にお披露目の機会を求めていたらしい。

本来は菊池選手・背番号33が欲しかったのだが、買に行ったときは菊池選手は売り切れで、大瀬良投手・背番号14が、子供用として唯一残っていた。不本意ではあるが、カープのユニフォームならまあいいか、ということになったらしい。
それを身に着けて、試合開始2時間前に球場に着いた。
ガンガン照りの中、先ずは球場をゆっくり1周して、「こちらがカープ側、こっちが阪神側、ここが売店、トイレ、バックスクリーン、ホームランの飛んでくる外野席。このライン右側がファール。左側がフェアグランド」、など基本を説明。

           
              ごきげん!悠雅君!! サインしてもらったボールをグラブに納め、九里亜蓮選手と記念撮影。

あちこち歩き回っているうちに、ラッキーな出会いが。
昨年のドラフト2位入団の背番号12。 九里 亜蓮投手がピッチング練習を終えて、専用ブルペンから出てきたところに遭遇。
身長187cm・92kg の大男が、背をかがめて気持ち良く、ボールにサインしてくれた。「記念写真を」「どうぞ」ということでパチリ。
今は小さい悠雅君。やがて大きくなってカープのユニフォームを着ることになるかもしれない。ならんかもしれない。

内野席に陣取った芝生席も、試合が始まるころには「ホームランのボールを取るから外野に移動しよう」という。
生意気に「移動」という言葉を知っていることに驚きながら、レフト側外野席に移動。
阪神の左バッターが立て続けに2本、ライトスタンドにホームラン。「やっぱりじいちゃん、あっちに移動しよう」という。
「心配せんでもカープの選手がこっちにホームランを打つよ」と。案の定、代打栗原がレフトスタンドへ大ホームラン。一斉に数人がボールを追いかける。もちろん、一番ちびっ子悠雅君も突っ走る。ボールは大きく弾んで場外へ。元気のいいお兄ちゃんが急いで拾った。

次に、やはりカープの美馬選手が悠雅君のすぐ左側にこれまた大きなホームラン。じいちゃんが慌てて取りに行こうとしたが足がもつれる。
こちらも同じように大きく弾んで場外へ。ついに悠雅君の手におえるホームランはなかった。
でも、ちゃんとスコアボードを見上げながら、「じいちゃん、ツーストライク、追い込まれたよ」と 教えてくれる。
そして、到着から試合終了まで延々6時間半。クーラーボックスで持参した飲み物と、冷たいタオルで首筋を冷やす以外は、かき氷250円也の出費だけで、他は何も欲しがらない。兎に角野球の進行に興味津々。結果は延長10回、4対4の引き分け。これにも負けなかったカープに大満足。

夏休み恒例の、孫奉公ではあるが、ジジにとっては芯からこたえる暑さと長さ、いささかお疲れ。
それに引き替え、幼稚園年長6歳児のなんとタフなこと。それに野球を必死に観る態度。おもしろい。
ジジの元気な間は、キャッチボールはもちろん、バッティングももっともっと鍛えて、末はカープのユニフォームを・・・??。
長生きせんといけんねー。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい