「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ともに手を取り合える日を」

2015年08月15日 | ニュース・世相

              

戦後70年。今年も暑い暑い陽射しの中、終戦記念日を迎えた。 
日本の終戦記念日は、紛れもなく8月15日。「玉音放送」が全国に流され、「無条件降伏を受け入れること」をもって終戦の日としている。
いわゆる第二世界大戦、太平洋戦争などと呼ばれる、日本対列強各国との戦争終結は、この日だと信じてきた。
今も信じて疑わない。

だが、世界の各国では、この終戦の日一つをとっても、それぞれの思惑で日付が異なっている。
たったこれだけのことでさえ、といっては叱られるかな、こんなことでさえ未だ各国の認識にずれがあり、思惑の違いが見え見えである。ことほどさように、世界の中で真摯な話し合いはできていない、自分勝手な解釈がまかり通っていいるのかとおもうと、本当の世界平和は遠いのかな、などと心配してしまう。そこまで深刻に考える必要がなければこれに越したことはないのだが。

ちなみに、アメリカの終戦記念日は9月2日を、対日戦勝記念日としている。
イギリス、フランス、カナダ、ロシアなども9月2日を唱えている。中国や台湾は、9月2日であったり、3日であったりする。
韓国は、日本と同じ8月15日。

その件についてはまあどっちにしても大きな問題ではないということにしておいて・・・。
我が国の終戦記念日の今日、総理大臣による戦後70年談話が発表された。
何かにつけて反日、反政府、反自民の人から見ればナンクセつけたい内容なのであろう。
ただ、吹けば飛ぶような高齢な一人の日本人として考えるのは、いつまでお詫びと謝罪をすればいいのか、ということである。「侵略を認め、お詫びも謝罪もしたが、欺瞞的な内容だ」と、同じ日本国民でありながら野党のエライ人たちは言う。

まあそれぞれに考え方のあることだけは認め合わなければならない。

先の世界スカウトジャンボリーで、仲良く手を取り合った交流会。
お互いの国の文化や人生観を理解し、共に手を携えて仲良く平和な世界を築いて行こう・・・と誓い合ったスカウトの世界。
11歳から17歳までの若い人たちだから、そういった交流が持てたのか。彼や彼女が大人に成長したとき、やはり同じように日本は侵略者で、無謀な戦争を引き起こして負けた。という烙印から逃れられないのだろうか。

そんなことはない。過去は過去として未来志向で・・・と、口先だけではない本当に手を取り合える日が来ることを若者に託したい。

コメント (4)
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