「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「長寿座右之銘」

2011年10月21日 | つれづれ噺

      

暑さ寒さもほどほどで、天高く澄み空気が美味しく、気持ちよくお腹が空く・・・。
すべからく心地よく過ごせるこの時季。つい調子に乗って食べすぎのきらいがある。
同じ心地よい季節なら、食欲に目覚めずとも、燈火親しみ書物にいそしめばよかろうものを、と我ながら思う。残念ながら思うだけにとどまっている。

ここに掲げる「長寿座右之銘」。
ひらったくいえば「長生きするために心得ておくこと」は、今さら言うまでもなく、手垢にまみれた耳タコの話であるが、何故か今一度チラッと頭の片隅においてみたくなった。

先ず最初に出てくるのが「肉食系より草食系が長生きするよ」ということ。
多少の反論なきにしもあらず。動物性タンパク質は元気に生きるための欠くべからざる必須栄養源である。多少寿命を縮めることはあっても生涯肉食系でいたい。
草食を嫌うなどということではなく、肉食系でいたいということかな。

それ以外は「少煩多眠」「少言多行」「少車多歩」など全て反論なし。おっしゃる通り。
但し、これは「長生き」をするための心得である。
そこへもってきて、元気に長生き・楽しく長生き・快適に長生き・・・などという付加価値を見出すとすれば、意外にこの通りが全てとは言い難い部分もある。

しかしまあ考えてみれば、理屈を述べれば色々あるが、先人の教えに逆らうのは得策でないことも充分承知である。
何事も、欲するを控えめに、思い遣る施しを前面に出して、気持ちを豊かに生きる。これこそが、快適な人生であるという悟りを開け!!と教えられていることを肝に銘じよう。

コメント (7)
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