アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

今年は雪がよく降りいつまでも雪道が続く岩湧山です  2022年2月24日、28日

2022-06-02 11:07:36 | 岩湧の森の四季の風景

今年はいつもの年より、雪がよく積もり、かつ いつまでも雪道が続きます。

これも異常気象なのでしょうか。

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まず2月24日

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この日バイクで2時半頃岩湧に向かったのですが、我が家の周りはもちろん、加賀田集落の道路も

雪は全くありませんでした。しかし岩湧の森の林道の第三駐車場付近から道路に残雪があり、

バイクで進むかどうか 迷ったのですが、車の轍があり轍にはアスファルトの路面が露出していたので

バイクでお寺まで登りました。結果的にこれが大失敗でした。

 

登山道は初めから残雪があり やがて8番ポイント付近のいつもの氷道の難所からツルツルの

アイスバーンになったので 簡易アイゼンを着けて登りました。

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トイレ前から作業道を歩きました。ほとんど人が歩いていないからです。

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お弁当広場の直下です。

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お弁当広場にも まだたくさん雪が残っていました。

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遠く中央奥の小ン郷さんもまだ白く見えました。

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下山して 6時前にバイクで帰ろうとしたら大変でした。

轍の部分が 来るときは露出していたのですが 周りの雪が解けて轍の部分にたまり、日が落ちて気温が

下がったので轍部分が凍り付き轍部分がつるつるです。もちろん轍以外の路面はアイスバーンです。

両足をアウトリガーにして 2~3センチずつブレーキをかけながら降りました。

しかし途中でバイクもろとも 滑り転倒しました。倒れたまま氷の上で立てないので

転んだまま簡易アイゼンを着けて立ち上がり、再びそろそろと降りましたが

30mほどの氷道を降りるのに 1時間以上かかり 帰宅したのは7時半でした。

雪道はやはりスノータイヤを履いた四駆に限ります。

自宅近くに雪があれば車で来ていたのに 反省しきりです。

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続いて2月28日

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お昼ごろは自宅の庭で14度あり、温かいのでもう雪はないだろうと3時から登り始めました。

林道はもちろん登山道の「きゅうさかのみち」も全く雪はありません。

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しかし「きゅうさかのみち」 8番ポイント付近からいつものように氷の難所が始まりました。

まだ凍ったままだったのです。グレーの部分は凍っています。

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そこでいつものように 6本刃の簡易アイゼンを装着して 歩き始めたのですが、なんと経年劣化で

ワンタッチ装着のベルト部分のゴム(プラスチック?)がばらばらに崩壊したのです。しかも左右とも。

リュックの中を探したら 非常用に靴紐とカラビナがあったので 左右とも紐でくくって歩きました。

下山まで快調に歩けました。

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「きゅうさかのみち」12番ポイントもツルツルです。

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東峰に出ました。

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ダイトレもツルツルです。

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作業道はまだまだ残雪がありましたが

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登山道は日当たりがよいので もう雪はありませんでした。

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ススキ原のところどころに雪が残っています。その先に我が家が見えています。

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なんと雪を被った奥駈道がよく見えていました。左端が大普賢付近で右端が釈迦が岳です。

白い奥駈がこんなにはっきりと見えるのは久しぶり、2年ぶりくらいです。

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スマホを少しアップにしました。左の山群は弥山八剣明星で、その右の白い斜面がフナの多和付近の斜面、

いつも崩れていて何回かロープをフィックスしましたが、ロープもろとも崩れ去りました。

その右が仏生ヶ岳、クジャクを挟んで右端が釈迦が岳です。

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スマホの写真で分かりづらいのですが 中央の白い山が見えます。

いつぞや積雪期にトライしたのですが あまりの深い雪に山頂直下の一人ラッセルでへばり 引き返した

「世界遺産熊野古道小辺路」の伯母子峠から登る伯母子岳です。

あのあたりの山で 白く輝くのは 伯母子岳しかありません。

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靴紐で応急処置をした簡易アイゼンは順調に働いてくれて 無事に下山できました。

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