今年はいつもの年より、雪がよく積もり、かつ いつまでも雪道が続きます。
これも異常気象なのでしょうか。
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まず2月24日
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この日バイクで2時半頃岩湧に向かったのですが、我が家の周りはもちろん、加賀田集落の道路も
雪は全くありませんでした。しかし岩湧の森の林道の第三駐車場付近から道路に残雪があり、
バイクで進むかどうか 迷ったのですが、車の轍があり轍にはアスファルトの路面が露出していたので
バイクでお寺まで登りました。結果的にこれが大失敗でした。
登山道は初めから残雪があり やがて8番ポイント付近のいつもの氷道の難所からツルツルの
アイスバーンになったので 簡易アイゼンを着けて登りました。
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トイレ前から作業道を歩きました。ほとんど人が歩いていないからです。
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お弁当広場の直下です。
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お弁当広場にも まだたくさん雪が残っていました。
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遠く中央奥の小ン郷さんもまだ白く見えました。
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下山して 6時前にバイクで帰ろうとしたら大変でした。
轍の部分が 来るときは露出していたのですが 周りの雪が解けて轍の部分にたまり、日が落ちて気温が
下がったので轍部分が凍り付き轍部分がつるつるです。もちろん轍以外の路面はアイスバーンです。
両足をアウトリガーにして 2~3センチずつブレーキをかけながら降りました。
しかし途中でバイクもろとも 滑り転倒しました。倒れたまま氷の上で立てないので
転んだまま簡易アイゼンを着けて立ち上がり、再びそろそろと降りましたが
30mほどの氷道を降りるのに 1時間以上かかり 帰宅したのは7時半でした。
雪道はやはりスノータイヤを履いた四駆に限ります。
自宅近くに雪があれば車で来ていたのに 反省しきりです。
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続いて2月28日
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お昼ごろは自宅の庭で14度あり、温かいのでもう雪はないだろうと3時から登り始めました。
林道はもちろん登山道の「きゅうさかのみち」も全く雪はありません。
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しかし「きゅうさかのみち」 8番ポイント付近からいつものように氷の難所が始まりました。
まだ凍ったままだったのです。グレーの部分は凍っています。
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そこでいつものように 6本刃の簡易アイゼンを装着して 歩き始めたのですが、なんと経年劣化で
ワンタッチ装着のベルト部分のゴム(プラスチック?)がばらばらに崩壊したのです。しかも左右とも。
リュックの中を探したら 非常用に靴紐とカラビナがあったので 左右とも紐でくくって歩きました。
下山まで快調に歩けました。
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「きゅうさかのみち」12番ポイントもツルツルです。
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東峰に出ました。
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ダイトレもツルツルです。
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作業道はまだまだ残雪がありましたが
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登山道は日当たりがよいので もう雪はありませんでした。
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ススキ原のところどころに雪が残っています。その先に我が家が見えています。
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なんと雪を被った奥駈道がよく見えていました。左端が大普賢付近で右端が釈迦が岳です。
白い奥駈がこんなにはっきりと見えるのは久しぶり、2年ぶりくらいです。
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スマホを少しアップにしました。左の山群は弥山八剣明星で、その右の白い斜面がフナの多和付近の斜面、
いつも崩れていて何回かロープをフィックスしましたが、ロープもろとも崩れ去りました。
その右が仏生ヶ岳、クジャクを挟んで右端が釈迦が岳です。
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スマホの写真で分かりづらいのですが 中央の白い山が見えます。
いつぞや積雪期にトライしたのですが あまりの深い雪に山頂直下の一人ラッセルでへばり 引き返した
「世界遺産熊野古道小辺路」の伯母子峠から登る伯母子岳です。
あのあたりの山で 白く輝くのは 伯母子岳しかありません。
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靴紐で応急処置をした簡易アイゼンは順調に働いてくれて 無事に下山できました。
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