アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

2015年秋の信州山旅 2.唐松岳 その3 2015年10月29日

2020-09-11 18:21:55 | 信州山旅2015年秋

唐松岳 その3 
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確か前回は 雪が多くて この道が雪で埋り、危険すぎてトラバース出来なくてこのあたりで引き返したはずだ。
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建物が見えた。尾根に出たのだ。前回は雪が多くてここまでこれなかったのだ。
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この石段を降りてきたら、唐松岳ヒュッテだ。
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なんのこっちゃ。がちがちに凍り付いて擦っても 氷が取れない。
たぶん右が「五竜岳」、左が「唐松岳」と書いてあるのだろう。
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五竜への路だろう。ナイフの刃のような路だ。横殴りの猛吹雪で歩けないだろう。
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この小屋は大きな山小屋だ。ここに来て 一人の女性が登ってこられた。
二人で相談した結果 とりあえずいけるところまで 二人で行く事にした。

小屋の人たちは 小屋を板張りして 戸締めしている作業中だった。
責任者らしいおじさんが「風がつよいから気をつけて行けよ。
危ないと思ったらすぐに引き返す事」と注意してくれた。
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足元で何か動いたので たちどったらこの方が居た。もう少しで踏むところだった。
ごめんごめん、吹雪でよく見えなかったのだ。
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すぐ近くにこの方の奥様もいらした。雪の中で しかも吹雪きなのでほとんど見えなかったが
「クークー」と仰ったので ようやくわかった。
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恐ろしげながけっぷちの路を行く。
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山頂の直下なのだろう。ますます吹雪きは強くなる。
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山頂到着だ。しかしなんのこっちゃ、凍り付いて標識が読めない。
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もう一本の風下側の標識はちゃんと読めた。
一緒に登って来た女性と 標識を前に お互いのカメラで記念撮影をした。
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ますます吹雪きは激しくなるので 直ちに引き返す事にした。
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右からー西側から雪が叩き付けるので ご覧のように標識ロープの右側に氷が出来ている。
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やれやれ無事に小屋まで帰って来た。小屋締め作業をしていた人たちは 既に全員退去した後だ。
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デポしていた私のリュックも無事だった。しかし汗にぬれた背中と肩紐はバリバリに凍っていた。
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来るときには気が付かなかったが、あの危険な崖っぷちの路は 
石積みして補強してあったのだ。大変な工事やなあ。
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一緒に山頂へ行った女性が 私の後から来る。

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唐松岳 その4へ続く
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