2015年秋の信州山旅 1.蝶が岳 その4 2015年10月27日

蝶ヶ岳　その4
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ようやくヒュッテに帰って来た。ものすごい寒風だった。

この後ヒュッテで「カレーうどん」を食べた。とてもおいしかった。
食べていたら、丁度「徳沢」方面から上ってきた若い人が　今晩止めてくれとヒュッテの受付で
交渉していた。「テント泊のつもりで登って来たけど」、と言うと　ヒュッテのお姉さんが
「この寒さと風では　テントでは　眠れそうに無いですよ」と言い　泊めてもらうことにしたようだ。
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カレーうどんを食べた後、最高地点のポイントへ行く。山頂標識があった。
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山頂から見ると、小屋の左に穂高連峰、右に常念岳が見える。
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穂高連峰が眼前に迫る。
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槍ヶ岳も　凄い迫力だ。良くあんな恐ろしそうなところに登るもんだ。
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ピークから少し先へ歩いていく。
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あの先の小高いところが　「長壁山」かなあ。
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周りの景色があまりにも綺麗ので、何時までも見ていたいが、あまりにも風が強く寒すぎる。
名残惜しいがさあ下山だ。小屋のほうへ引き返す。
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下山してしばらくすると　斜面の所々に赤い塊が見える。登るときは気が付かなかった。
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この木の枝が赤く色づいているのだ。なんという木なのだろう。
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白樺の葉っぱは既に吹き飛ばされた後だ。
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途中でボッカさんが登ってくるのに出合った。小屋へ荷物を上げるのだという。
荷物は30キロくらいらしい。「先ほど小屋でうどんをご馳走になりました。ご苦労様です。」と別れた。
ああいう人が居るから　この寒い中私がヒュッテで熱いうどんが食べられたのだ。
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あの　唐松の葉が降り注ぐ森へ戻って来た。まだ降り続いている。
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登るときには分からなかったが　大雨のときは　ここから下の登山道は　増水で歩けなくなるらしい。
ちゃんと迂回路まで整備されていて感心した。
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登山口から林道を歩いて駐車場へ。紅葉が綺麗だ。
猿の群れは　どこかへ行ってもう声がしないので安心して歩ける。
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このあたりの標高出はもう紅葉は終わりらしく　色づいた葉がドンドン散っていた。
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実際に歩いた記録。やはり蝶槍のポイントを間違っていた。引き返したポイントは標識は無かったが
周りを見渡すと、一番高いポイントに感じた。
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標高差は1400ｍちかい。かなりハードな登山だった。
6時半スタート、15時50分帰着　登り4時間半、下り4時間　お昼休憩50分。
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ちなみに　この翌々日に唐松岳でご一緒した女性は、三股登山口から　常念岳、蝶ヶ岳と縦走して
また三叉へ下山したという。日帰りで御前4時から歩いて午後6時に帰着したそうだ。
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信州山旅　次は　唐松岳へ
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