古道具坂田 東京都新宿区下落合3-18-9
骨董の世界に入門して間もない頃,友人から「目白に古道具 坂田という面白い店がありますよ。」
との話しを聞いた。
日本橋や青山のように美術商が軒を並べている場所ではないので,行く機会がないままに過ぎた。
1973年の開業以来,独自の審美眼で集めた品々は常に話題をよんだ。
アフリカの古民芸を初め、オランダデルフトの白釉の陶器など、多くの企画展を開催した。
個性が強い商品は、見方によってガラクタと思う人もいるだろう。
反面、熱烈な信奉者も多い。
長い時間をかけた古美術の世界は、新しい美の基準を創るのは難しい。
坂田さんは稀有な例だ。
1994年には千葉県長生郡長南町に自分のコレクションを展示する美術館「as it is」を開館した。
2003年「ひとりよがりのものさし」を新潮社から出版する。
桃花堂に行った際、美術館「as it is」が紹介された記事を読んだ。
改めて興味を持ち、やっと古道具 坂田を訪ねる事が出来た。
店主の坂田和實さんは道具に拘り続けている。
長らく商売を続ければ,カッコいい店や高級なにしたい。との欲が出るのがあたりまえ。
同時期に開業した人たちはその様な道を歩んだ。
ところが、坂田さんは「初心を忘れず」を貫き通している。
並べられた品々は破片もあれば破れもある。しかし,どこかに見所ががあるものばかり。
坂田さんの純真な心が品物に反映されている。
初めての対面であったが,旧知の仲のように楽しく話すことが出来た。
これも、坂田さんの人柄だろう。
話しを伺い、品物を拝見に再度訪れたい店だ。
骨董の世界に入門して間もない頃,友人から「目白に古道具 坂田という面白い店がありますよ。」
との話しを聞いた。
日本橋や青山のように美術商が軒を並べている場所ではないので,行く機会がないままに過ぎた。
1973年の開業以来,独自の審美眼で集めた品々は常に話題をよんだ。
アフリカの古民芸を初め、オランダデルフトの白釉の陶器など、多くの企画展を開催した。
個性が強い商品は、見方によってガラクタと思う人もいるだろう。
反面、熱烈な信奉者も多い。
長い時間をかけた古美術の世界は、新しい美の基準を創るのは難しい。
坂田さんは稀有な例だ。
1994年には千葉県長生郡長南町に自分のコレクションを展示する美術館「as it is」を開館した。
2003年「ひとりよがりのものさし」を新潮社から出版する。
桃花堂に行った際、美術館「as it is」が紹介された記事を読んだ。
改めて興味を持ち、やっと古道具 坂田を訪ねる事が出来た。
店主の坂田和實さんは道具に拘り続けている。
長らく商売を続ければ,カッコいい店や高級なにしたい。との欲が出るのがあたりまえ。
同時期に開業した人たちはその様な道を歩んだ。
ところが、坂田さんは「初心を忘れず」を貫き通している。
並べられた品々は破片もあれば破れもある。しかし,どこかに見所ががあるものばかり。
坂田さんの純真な心が品物に反映されている。
初めての対面であったが,旧知の仲のように楽しく話すことが出来た。
これも、坂田さんの人柄だろう。
話しを伺い、品物を拝見に再度訪れたい店だ。