「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

「天空を翔る鳥たち―千波湖畔に生きる―」@水戸市立博物館

2014年02月09日 23時46分29秒 | Weblog
「天空を翔る鳥たち―千波湖畔に生きる―」@水戸市立博物館
2月1日~3月9日


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千波湖と桜川は子供の頃の遊び場だった。
桜川は、堤防が築かれ流れが変更されるなど大分変ったが、千波湖は基本的には変わらない。約3キロメートルの周遊路が整備され、多くの人達が朝に夕に散歩やジョギングする姿などは当時とは大違いだが。

南側に県立文化センターや近代美術館が開設されたが、自然豊かな環境は保持され、市民や多くの観光客に親しまれている。

湖畔を散策して目につくのは、沢山の野鳥類。
白鳥やカモ類などの渡り鳥も多いが、留鳥の黒鳥の数は日本でも有数らしい。
鳥の名前や姿を記した掲示板が何か所か有るが、見かける種類のほうが多く、《何という名の鳥か?》知りたいと思っていた。

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水戸市立博物館で「天空を翔る鳥たち―千波湖畔に生きる―」と言う展覧会が始まった。千波湖に生息する鳥類は四種類に分けられる。

①留鳥=1年間を通じて生息する鳥で、千波湖周辺で見られる鳥の半数を占める。
②冬鳥=秋に北から飛来し越冬し、北の地域に戻って繁殖する。冬にはカモ類が多数千波湖に飛来する。
③夏鳥=春に南から渡ってくる鳥で、日本で繁殖する。
④漂鳥=夏は高山で繁殖し、冬は平地で越冬するなど、日本国内で生息地を変える鳥。

長年にわたって撮影された写真の展示が主だが、はく製やバードカーヴィングも展示されている。
約80種類が生息しているらしい。
こんな鳥も、と思う種類も沢山あった。
とは言え、全ての名前と姿を覚えることは難しい。

湖畔の掲示板をより充実したものに替えてくれれば分かりやすいのに、と感じた。多種多様な生態の鳥類が生息しているが環境の悪化や、強い鳥が非力な鳥類を追い払うなど、生態系の変化もあるようだ。

市民の宝ともいえる「千波湖と周辺の自然」を次の世代に引き継ぐため、何をすべきかを考える機会となった。

西の谷緑地も千波公園の一部で、時折、オオサギやカルガモなどが飛来する。


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