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「空海と高野山の至宝展」@仙台市博物館

2017年08月14日 21時12分11秒 | 博物館
「空海と高野山の至宝展」@仙台市博物館
7月1日~8月27日
夏の《みちのく》へ、其の十








「空海と高野山の至宝展」が開催されている仙台市博物館は広大な仙台城址の一画で、大手門のすぐ下に在る。
さすが、仙台藩62万石。実高100万石と云われた面影が遺されている場所だ。





弘法大師像
高野山は平安時代の弘仁10年(819年)頃より弘法大師・空海(774年-835年)が修行の場として開いた高野山真言宗の本山で、比叡山と並び日本仏教における聖地。



重文 孔雀明王像(快慶作)一躯




金剛三鈷杵。伝弘法大師所持。



金念珠。弘法大師所持と伝えられる、純金の念珠。



国宝 諸尊仏龕 金剛峯寺 中国唐時代
弘法大師空海が中国から請来されたと伝えるもので、七世紀頃の作。
香木(白檀材)を三分割し、それぞれを蝶番でつなぎ、釈迦如来を中心にして諸菩薩などを細かく彫刻する。

国宝の阿弥陀来迎図や八大童子立像など、国宝が目白押しだったが密教法具の優品が素晴らしかった。

2015年7月に高野山に詣でた。
1932(昭和7)年に再建された金堂は高野山一山の総本堂。





四隅の八供養菩薩と堂裏の壁面は、笠間出身の木村武山の筆。
武山は仏画の画家として名高く、茨城県人として光栄に思えた。

今回と同様、「東日本大震災復興祈念特別展」として2014年7月~8月仙台市博物館で開催された「室生寺展は十一面観音菩薩立像(国宝)の優美な面持ちは印象的だった。
光背を外した姿を、間近に見られたのは感激だった

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