GAIA CUATRO Japan Tour 2014 @自由が丘スタジオ
陶芸家でミュージシャンの星見晴雄さんから10月2日(木)に自由が丘スタジオで開催されるGAIA CUATRO(ガイア クアトロ)のコンサートはお勧めです。とのご案内を戴いた。
ジャズ、クラシック、ラテン・・・ジャンルの枠に納まり切らない、卓越した実力と無限の魅力をもつ無国籍バンドで、欧州では彼らの音楽を「ガイアミュージック」と呼び称賛されています、とのことだ。
「ガイア」とは、ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウイリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア=地球」という解釈が定着した。
それに因んで、世界各地の様々な音楽をとりこんだ楽曲を演奏する「GAIA CUATRO(ガイア クアトロ)」と云うグループ名にしたのだろう。
暫くぶりの「自由が丘スタジオ」なので、期待を胸に早々と会場に向かった。
入り口に、スタジオオーナーの石田 哲郎さんがおられた。
石田さんは石田外科医院.の院長が本業だが、水戸ホーリーホックのチームドクター・役員としてクラブを支える活動にも尽力している。
ジャズファンで、毎週のように東京のライブに行っていたが、どうせなら、地元にホールを作って演奏会を開こうと、18年前に医院の一角にスタジオを新築した。
以来、約400回のコンサートを重ねている。
1発、2発の花火を打ち上げるのは簡単だが、20年近くの歳月と400回のコンサートは金字塔だ。
毎回、国内外のプロミュージシャンを招いての演奏会、手間暇をかけ収支の合うことはまずないのに、と思えば「お見事」と感心するほかない。
この様な人がいる限り、水戸もまだまだ大丈夫だ。
と、心強く思える。
GAIA CUATRO のメンバーは。
金子 飛鳥(Vn・Vo)は日本生まで、アメリカ在住。
Gerardo Di Giusto(P)はアルゼンチン出身で、フランス在住。
Carlos 'el tero' Buschini (B)はアルゼンチン生まれでイタリア在住。
ヤヒロ トモヒロ(Per)は少年時代をカナリア諸島で育ち、日本在住。
とワールドワイドなメンバー。
2003年パリの日本文化会館での共演がきっかけで2004年にグループが結成され、日本とヨーロッパを中心にツアーを展開している。
今回は4年ぶりの日本公演で、水戸を皮切りに10月中に国内14カ所を巡る。
各自が作曲もする多彩なメンバー、ジャズ、クラシック、ラテン、フォルクローレ、現代音楽・・・ジャンルの枠に納まり切らない「ワールドミュージック」ということらしい。
世界秘境を巡る旅番組のテーマ音楽風、金子 飛鳥のアフリカ音楽的な歌声も入る。
パーカッションの躍動感あふれるリズム。
ノンストップの演奏で90分が、あっという間に感じられた。