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怒りを感じない日本人、それは健全なのか?

2011年03月27日 21時22分49秒 | Weblog
このブログからリンクしている「眞壁明吉良の一日」は“まさにその通り”と思うことがしばしばある。
2011/03/24(木) も共感するところが多いので転載させていただく。

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「眞壁明吉良の一日」2011/03/24(木)

怒りを感じない日本人、それは健全なのか?

原発事故を解決するため、命がけで取り組まれる方々には、心より敬意を表する。
『万が一はない』と約束して計画、建設、運転された原発が地震、津波と言った原因はあったものの、結果として放射線物質の拡散、農業への被害へ繋がった今回の事件は、もう万が一どころの話しでは済まされない。
人の健康、生活を揺るがす施策は、人には影響ないなどと釈明するステージとはかけ離れた深刻な事態に進展しているのである。
海水汚染、水の汚染、農業、水産業、食のビジネスに対する責任はどうとるのか?こういった段階に至っても、まだ怒りを表さない日本人は、理解に苦しむ。
何十年、何百年にわたる問題を私達、後世の人類が解決していかねばならないのだ。
知っているかの様にコメントする学者、専門家達よ、前々からこの問題を知っているならば、科学者の責任において、警告すべきではなかったのか。
放射線物質の拡散については未知だったのだ。しかし、チェルノブイリ事故から放射線物質の広範囲にわたる拡散は類推できたと感じる。

今の日本人は、すべてが他人事なのである。
原発事故、津波、地震も、これらの問題は解決された訳ではなく、苦しむ方々が多数いて、地震大国 日本には、今後も起こりうるリスクである。
学者、専門家達よ、評論は良いから、核燃焼の安全な処理、放射線物質からの保護、原発の瞬時の封鎖等、具体的な方策を提言、実行せよ。
命がけで水を放水させる日本人と毎回、同じ図で説明する学者、専門家達には大きなギャップがある。

日本人よ、すべてはものごとを他人ごとと捉える我々に、すべての原因はあるのだ。自然破壊し、後世に禍根を残した二十世紀は、進歩した世紀ではなく、人間を退化させてしまったのではないだろうか。唯一、自然を大きく破壊する生物は動物でもなく、人類であるからだ。
水、大気を汚染させ、動植物、人類までも安全に暮らせる環境を壊した罪は大きい。
これを解決するためには、水、土壌、大気をきれいにする方法を一人一人が勉強し、知識を持ち、個々の明確な判断基準、意見を持つこと。
そしてその基準、意見を示すこと。
それを反復することで日本人にとって欠けている論理性が築かれ、磨かれてくる。日本の常識は、世界の非常識と言われて久しい。真実を堂々と発言し、行動する日本人を増やしていきましょう。真実は歴史、科学を学べば、必ず見えてくると私は考えています。

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