怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

写真のよさ

2008-01-06 11:23:07 | ニュースから
オリンパスのプロギャラリーを見ていた。

すごい時代だ。

ウェブ上でこんなに品質の高い映像が見られるのだから。
静かにぼんやり見ていて、いろいろなことを想起させてもらった。

こういう時間は有意義だ。

昨年、新しいカメラを入手して、えらくデータが増えてしまった。
嬉しい悩みだ。
新しいHDでも買い足そうかしら。

昨日、息子と出かけた公園で、木の実が光の中にきれいに見えてとった写真があった。
あとでMacでプレビューしていると、息子が「わあ、きれい」と声を上げてくれた。
とても嬉しい。

また撮ろう。

にほんブログ村 教育ブログへ


親にキレる?

2008-01-06 00:19:53 | ニュースから
国際比較調査として、親に対してキレやすいかどうかを子どもにアンケートした調査の結果についてのコメントが某ニュースにのっていた。

研究チームの代表のコメントで、

>日本の子どもは家庭や学校で人間関係を維持する力が劣っているのではないか。
>学校教育の中で子ども同士がふれ合う集団行動を重視する必要がある。

という話が載っていたが、性急な結論にしか聞こえない。

こういうのも「煽り」だよなぁ。
そう思う。

時に、「キレる」ということを研究サークルで話題にしたことがあった。

私が知っている「キレる」という子どもは、まさに目の色が変わる。
「キレそう」という瞬間もわかるようになった。
病理的には大脳への血流が乏しくなり、状況の判断ができない行動に出やすくなる状態なのだそうだけれど、体験的にはそんなことも納得できる。

本人やそれを見ている周囲の子ども達に「キレる」ということが自覚できるかどうかは、その認識の条件が異なると思うので、アンケート調査自体どうなのかと思ってしまうのだけれど、日本の子ども達が不安定な状況にある可能性は理解できそうだと思う。
それ以上でもそれ以下でもないと思うのだけれど・・・。

にほんブログ村 教育ブログへ

おかしな奉仕精神

2008-01-06 00:11:02 | ニュースから
この記事を読んで矛盾していると感じたのが
>警察官のモラル低下が問題視されるなか、新人教育に、素手と素足で行うトイレ掃除を取り入れる警察学校が増えている。
という一文。

新人がモラル低下の問題を引き起こしているのではないのに、なぜ新人教育を語るのか。

とてもへんだ。

また、
>各校の取り組みについて、警察庁人事課も「体験型教養の一環として、奉仕の精神などを養う有効な取り組み」と評価している。
というが、それは「トイレ掃除」でしか学べないのか?

なんか設定がへんだ。
「トイレ掃除」というものがどういうものだと捉えているのだろうか?

「奉仕の精神」というものに誤解が生じる可能性を感じた。

にほんブログ村 教育ブログへ

警察学校で心身も磨くトイレ掃除 「素手、素足」新人教育に一役(産経新聞) - goo ニュース

どうみる15歳国際学力調査(しんぶん赤旗日曜版)2007.12.16

2008-01-06 00:00:41 | 教育書
リスペクトする子安先生の文章が載っていたので、身近な党員に頼んで、年末に当該の日曜版をもらった。

「どうみる15歳国際学力調査」と銘打っているけれど、学力調査を大きな切り口に、日本の教育の現状を大きく語っていると受け止めた。

とても響くキーワードが、「放任とドリルという奇妙な組み合わせ」、「現実に触れ、現実をとらえ直す学習を進めること」という二点。

前者にも大きく共感を寄せたいのだけれど、記事の内容を引用するだけになりそうなのでやめておく。
でも、少しだけ。
「放任」とは「責任の押しつけ」ということ。
身勝手な自己責任の発生。
そこは時に見えなくなることも含めて子ども達には伝えなければいけないことなのではないだろうか?
そう思った。
それから「ドリル」は「学びへの意欲」を結局は引き出さない。
「ドリル」をしたいという気持ちは作れても、それは「学び」とは別物。
「自分で何をしているのか」、「ドリルが結果になっていないか」に注意させたい。

後者に関しては、ここに書かれる「現実」というのは「子どもの生活現実」なのだと私は捉えている。
だから、そういった現実を引き出し、受け止める環境整備や余力をもった教師になりたいと思う。
子ども達にとっては絵本一冊、ゴムまり一つ、抜けた歯一つが現実になるし、そこからたくさんのイメージが広がり、次への現実理解へと繋がっていくのだから。
そう思って、大事だな・・・と。

ときにぼやく理科教育(科学教育)について、私がしたかったことというのは、そういったときの、帰納し演繹する科学的な行為そのものだったのではないのかなということが脳裏をよぎった。
でも、それもイメージ。
共に学ぶことは子どもも大人も同じ。
そこが肝になるのだろうなと思った。

にほんブログ村 教育ブログへ