怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

おそろしい脅し文句(教育再生会議という悪魔)

2008-01-19 22:28:32 | ニュースから
徳育充実など「後押しを」 教育再生会議の最終報告原案(朝日新聞) - goo ニュース

> 原案は昨年末の第3次報告までの提言として、ゆとり教育の見直しや徳育の教科化、学校間の競争を促す制度の試行などを列挙。
>中曽根内閣の臨時教育審議会や小渕、森内閣の教育改革国民会議に言及し、「残念ながら、提言は十分教育現場に反映されているとは言い難い」と指摘したうえで、「提言はすべて具体的に実行されてこそ初めて意味を持つ」として、文科省をはじめとする各府省が実施計画を作り、着実に実行することが必要だと強調した。

これは脅し文句か?
どうしてこういう悪徳な連中のいうことを聞かなければならないのか。
教育再生会議は非民主的な機関だ。
誰の信任も得ていないし、平等性にも、信憑性、公平性にも欠けるトンデモ会議だ。

こういった輩の影響を受けて来たからこそ、教育は政治性を如実に反映し、ダメになってきたではないか。

にほんブログ村 教育ブログへ


こういうツッコミはやめようよ

2008-01-19 10:08:59 | 戯言
大阪府知事選の橋下徹氏、3年間国民年金未納(朝日新聞) - goo ニュース

さすがにどうでもいいと思う。

学生に国民年金を支払えという時点で間違いだと気づいてほしいものだ。

同世代だからいうが、学生にも払えといわれて本格化した時期だろうに、学業そっちのけで国民年金のためにバイトをした阿保も知っている。
免除申請もけっしてスイッチポンで出来る世界じゃなかった。

私にはいちいち社会保険庁の人と話さなければいけなかったときもある。
これをもってどうこうって、選挙のときに言い出したヤツはだれなの?

そのうち、学生時代に立ち小便しただろう!って突っ込みで落選したりするのかな?

にほんブログ村 教育ブログへ

また始まった産経新聞の教員バッシング

2008-01-19 10:03:44 | ニュースから
【公教育を問う】第1部 私立人気の陰で(4)叱らぬ教師、乱れる教室(産経新聞) - goo ニュース

逐一全部引用してもいいくらいのひどい記事。
いくつかを。

>文部科学省などでは、規則を決めたら厳しく守らせるなど生徒指導見直しや出席停止制度活用、体罰範囲の見直しなどを打ち出してはいるが、ある母親(39)は「特効薬になると思ったのに現場ではまったく生かされなかった」。

脈絡のない引用も甚だしい。
この文の上に引用された現状報告は出席停止制度の適用とは程遠いにも関わらず、こういった引用をする。
産経新聞は誤解を増幅させる拡声器の役を進んでなそうというのか。

> 教員経験約10年で、『壊れかけた教師たち』の著書がある教育ルポライターの上田浩氏は
>「『学校裏サイト』は社会問題化したため下火になりつつある。
>その代わり表現は若干穏当になりつつあるものの、プロフで悪口を書く例が増えてきた」
>とし、

この著者、今月に本を出したばかり。評価が定まっていない。
どこの馬の骨ともわからない人をずいぶん産経新聞は高評価したものだ。

>「学級崩壊は昔からあるが様子が変わってきている。
>『ゆとり世代』の生徒は、はなから聞く耳を持たない。
>何の対価を与えてくれるかで教員を選別する」
>と指摘する。


「学級崩壊」の記述と「ゆとり世代の生徒の傾向」に関する記述とを並列に書き、脈絡がない。
前段を切り捨てて読むと、『ゆとり世代』の生徒というモノについての定義がないため、単なる印象論になっている。
仮に、形態の普及率の高い、中高校生だとすると、彼らが対価のあるなしによる選別の具体例がない。

単なるデマとしか思えない記事だ。

>携帯メールなどで教員の悪口が一晩で広まる最近の学校。
>どう対応していくか。学校や教員の指導力が問われている。

こんなことで指導力を問わないでほしい。
馬鹿も休み休み言ってほしい。
それならまず、産経新聞は携帯電話の新聞広告等を一切業界から排除、あるいは小学生でもわかる文章で、タバコの害表示のような文を広告してから言ってほしい。

社会問題化していることを指導力で問われてたまるか!
責任転嫁も甚だしい。
産経新聞は東スポ並みだ。

にほんブログ村 教育ブログへ

タッチボール

2008-01-19 09:35:47 | 教育
実践メモ

低・中学年のボール投げ・受けを入れたゲームはタッチボールで決定。
山なり基本のキャッチボールが練習になるし、特に、低学年の発達段階にあっている。

「直球」、「遠投」などの他の投げについては、「まと当て」などを別日にオビなどで入れるとよい。
特に、「直球」の受けは、山なりから距離をとっていき、キャッチに相当慣れができてから最終段階で行う。
(それでないと低技能の子への配慮ができない。つくられてしまった恐怖感を取り除くのは難しい。)

タッチボールは原始的な部分をもっており、ルールは簡単。コートも簡単。
学びどころは、基本技能(とても実感をもって練習が活きる)に加え、空間認識、役割分担(作戦意識)、関わり合いがある。
気づきが多く、学びも進みやすい。(学び方を教えるにも適している。)

1~4の任意の2学年程度で行うといいだろう。
おススメは1年と3年、2年と3年だろうか。(コレは私見)
他ではボール運動に入る前のウォームアップ的に使えるかもしれない。

私は実践途中だけれども、学習過程や実践報告、学習カード類の資料は求めればある。
(一般には入手できないが。)

にほんブログ村 教育ブログへ

あめふりくまのこ

2008-01-19 09:24:04 | 教育
実践メモ

「あめふりくまのこ」という表題はどういう意味があるのだろう。
挿絵をなしに読むと、子どもは雨の中の話ととらない子がある。
五連にきて、「ああ、雨はずっと降り続いていたのだ。」と気づく。

小川が「おがわ」と書かれているので、習っていない「小」を「お」と読むことが確認できる。

「ちょろちょろ」という語感、語のイメージを広げて作文しても面白い。

雨で出来た川なので、初めから魚はいない。

「もいちど」という言葉は、音のリズム(四文字)に合わせているところがいい。

「まちまち」という言葉の意味やリズムを議論させる。

六連目を作る。
このとき、文字のリズムをはずさないように、歌を覚えてからやる。
歌える続きを書くようにいうと、文字数ははずさない。

にほんブログ村 教育ブログへ

夢想

2008-01-19 09:17:04 | 教育
教員のライフヒストリを思い返している。

成果主義的なものが出てきて管理職が少し若くなっているとは聞く。
教員の移動スパンが短くなっているのに対し、管理職は伸び気味だと聞く。
(学校教育が子どもの実態から立ち上がりにくくなっている。)

自己研鑽を義務付けられている教員は、自立的な研鑽の機会を失いつつある。

職場内は管理統制の雰囲気で冷めてきている。
本音を言い難い、レベルの低いことを言い難い(これって実は大事)状況が基調になってきている。

若手を育てるといいつつ、まず先に自分が動くのではなく、既成のプログラムを用い、汚れ役を避ける管理職も多い。
と、いうよりも、そういった自己研鑽を避け、教育に携わる立場ながら、その内容を学ぶことをしないのだろう。
実は管理職も忙しそうだ。
だから、子どもと実践を作り上げることに喜びを見出す教員にとって、管理職というのはとても魅力がない。

「管理職になっても(同じように)子どもと接することはできるし、それよりもっと大きなくくりで育みを実践できる。また、教員を管理し、育てるというのもやりがいがあって、大事な仕事なのだ。」
という説明を複数の管理職から聞いたことがある。

詭弁だと思う。
自分を納得させるための理屈にしか聞こえない。

一人、
「自分には元気な子どもを見ていく体力がなくなったので、学校を下支えする管理職になろうと思った。」
そういった校長がいた。
彼はそれなりに難しい面もあったが、基本的には子どもを向いた、いい教育者であった。

また一人、
「校長になれば学校の経営ができ、少しは自分がやりたいことができるからなった。」
彼もクセがあったが、一直線な想いを語る、分かりやすい校長だった。
付き合う距離をとれば、決して管理管理とお役所的に融通が利かないようなことはなかった。
逆に、「これは俺が責任をとるからやれ」ぐらいはいって、急場をしっかりリードする人だった。

こういう人になるのであれば魅力は感じる気がする。

教員という人格の人を育む立場のトップは管理職や教委のハズ。
でも、彼らは教員の文化を壊し、自己研鑽の場を無視し、ときに邪魔をし、ただ守るものもなく上意下達の競争に没入する。
そんな傾向が見られる。

もっといっしょに教育の内容を研究してほしいのは、本来自分よりも上の世代の人のはず。

私は愚痴ってもしょうがないので後輩を研鑽の場に誘う。
でも、管理体制がキツくて、それもままならないのだよなぁ。

阿保な官製研修など無効化して、有意かつ優位な現実的な研究の場を管理職、教委も含めて広く教育に携わる人を集めてすればいいのに。
研修の評価は参加者である人が決めることになるから、馬鹿な研修報告書で縛る必要も激減するし、教育のレベルも向上するのになぁ。
指導要領という狂った縛りも、そういった中で無効化したり、発展解消されたりするだろうに。

にほんブログ村 教育ブログへ