怒りのブログ

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ワープロ時代

2008-01-28 23:40:18 | ニュースから
「岡」など11字、常用漢字に=「広く普及、公共性高い」-文化審議会案
(時事通信) - goo ニュース


「国語審議会」(講談社新書)安田敏朗2007.11にも書かれていた「国語分科会」。
個人的には、そんなもんなんてのは、いったいどこに存在意義があるのかわからなくなりつつあると感じる。
すでにJISなどによる漢字のデータベース化は常用漢字の桁をはるかに越える数を扱っているし、扱える。
「書く」ことよりも、「読む」「利用する」ことの方がニーズになってきてしまいつつある「漢字」に、文花審議会が何かいったところで、なんとなく虚しい感じがする。

一方、教育界では、例えば小学校の学習漢字は1008字。
これはこっちの影響下にある。

阿呆なSN区では常用漢字を基準にしているそうだけれど、一方で一年生に漢詩を音読させ悦に浸っている大人げないST区などでは使用される漢字は更に拡大される可能性もあるだろう。

「広く普及、公共性が高い」というけれど、だからどうしたという気がする。

別にリテラシーにこだわる必要はないけれど、実態との齟齬を孕みながらやっていっている文花審議会、国語分科会による常用漢字の議論は延命措置か消化試合のそれに似ている。

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