怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

東京タワー

2008-01-25 23:32:49 | 映画
今日は早めに帰宅したら、下の小さいのが寝ていた。
「積ん読書」ならぬ「積んレンタルビデオ」があったので、見る。
「東京タワー」。

話のあらすじは分かっていたけれど、樹木希林の演技にやられ、リリーの原作の母性の影響下にある男の子(マザコンとひとくくりにしたくはない)の普遍性にやられた。

だから、映画としてはどうだったのかと言えば、平均点くらい。

もともと原作が先にあるわけで、私家本といおうか、映画にするほどのテーマだったかは疑問。

私(と、とくにカミさん)の生活現実の体験に近い部分があり、その分、泣けた。
つまりはドラマ性に引き寄せられたのだろう。

一方で、リリーの醸す東京における時代空気は私のそれと近いので、それは時代風俗的な意味で「臭い」のようなものを意識した。
これは映画ならではの部分もあっただろう。
でも、「三丁目の夕日」にはなりえない程度であるし、枝葉末節でもある。

うーん。
見てよかったけれど、見なくてもよかったような、リリーへの興味半分から見たと後から気づいてしまった点が惜しさの感情につながっている作品になってしまった。

あー不完全燃焼なエントリになってしまった・・・。
でもおしまい。

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