オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ブルーレイ・オーディオ で聴く シャイー指揮 ブラームス Ⅰ

2014-12-23 11:24:12 | オーディオと音楽
 ライプツィヒ・ゲヴァンドハウス管弦楽団をシャイーが指揮したブラームスの交響曲全曲は、先にCDで発売され好評と聞いていますが、最近 ブルーレイ・オーディオ・デイスク で発売されたので聴いてみました。
 ゲヴァンドハウス管は歌劇場を母体とせず、自主運営のオーケストラとしては、世界最古とされていますが、その地味な音色には独特の響きがあり、それを支持する声も多かったと思います。しかし地元としては何時までも古いオーケストラには満足できず、オーケストラの近代化を進めたいと思っているらしく、アムステルダムのロイヤル・コンツェルトヘボウ管弦楽団の指揮者の リカルド・シャイーを2005年に指揮者に迎えました。
 古くからの熟成された響きに新風を吹き込み、ブラームスの交響曲全曲を録音し、好評と言われているようです。
 ブルーレイ・オーディオ で聴いてみると、弦も管も鮮明に聞こえるし、高音の伸びも綺麗、臨場感も素晴らしく、スピーカーの間一杯に音場が拡がります。
 楽器の動きも画像が無くてもおおよそ理解出来る位。
 オーケストラの響きは鮮やかで整っています。現代風に明瞭に響き渡ると聴きました。
 この点については、シャイーの招聘は成功したと言えましょう。
 一方ライプツィヒ管の鄙びた音色を好んだファンにとっては残念な結果となっているかもしれません。
 演奏も明瞭闊達で前へ前へと進む感じ、思い入れを込めるという感じはしません。
 中で第2番は曲想に合っているか、清々しく美しい演奏と私には聴こえました。
 シャイー指揮コンツェルトヘボウ のマーラーに美しさを感じている私は、この曲にその美しさを感じました。
 第3番も流麗な好演と思います。
 第1番、第4番は 私にとっては簡潔明瞭に過ぎると思われました。
  
  続く



テレビ画面 24ビット/96Khz と表示されています 
    ( 画像を消した方が音が澄むように感じました )


  


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