オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

CD リッピングして聴く

2015-02-18 08:53:29 | オーディオと音楽
 CDリッピング

 PCでCDをリッピングして聞くと音が良くなると盛んに言われていますが本当でしょうか。
 私のオーディオシステムとPCで試してみました。
 私個人の独断と偏見に基づく感想です。
 
 CDで聴いて高音部が強く鋭くて聞き難く感じている数枚をリッピングして聴いてみました。
 シゲティ演奏のバッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ、クレーメル演奏のバッハ ヴァイオリン協奏曲、ワルター指揮 ベートーヴェン 田園交響曲 などです。
 ALACでリッピング、USBメモリーにコピーし、OPPO105のUSB –A 入力で再生。CD再生と聴き比べてみました。CDプレイヤーはMM39CD です。
 リッピングの音はフラットに伸びる感じで、確かに聞きやすくなりますが、これが良い音と言えるかどうか? 音の熱気というか生気というか、生々しさが失われるように感じました。
 WAVでも聴いてみました。情報量はALACより増している感じですが、傾向としては同じように思われました。
 もしかして此のフラットな音が現在のオーディオが求める方向でしょうか。
 私の聴力の衰えがそう聞こえるのでしょうか。
 聴き馴染んだCDの音が私にとって親しみやすいということかもしれません。
 
 デジタルファイルプレイヤーの中級器で再生したCDリッピングの音は、一昔前のCD高級器のCD再生音には及ばないというのが私の感想でした。
  OPPO105の本領は矢張りBD再生とDVD映像再生にあると思います。DVDの映像もかなり綺麗に見ることが出来ます。

 リッピングしてNASへ収蔵しておけば場所もとりませんし、曲を選ぶのも簡単ですし、利用する価値は大きいのだろうと思います。CDケースからディスクを取り出して、プレイヤーにセットするのも楽しみの一部のようにも思えますが、LPを聴くのも同じようですが、このタイプは古くなりつつあるようですね。未だ無くなるとは思えませんが。

 デシタルファイルプレイヤーの高級器で聞けば どうでしょうか。高級器は数も未だ少ないし、高値過ぎて手も出ませんが。
 良い音の普及器が出てくることを願っています。


  シゲティ  バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ、パルティータ

 


  クレーメル   バッハ ヴァイオリン協奏曲






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