オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

老人ホーム 個室での クラシック音楽鑑賞

2024-08-21 21:53:22 | オーディオと音楽
本年2月(93歳)下旬のこと、突然両足に力が入らくなり、歩くのが困難、ベッドで寝るための登り降りも出来なくなりました。一人暮らしは困難のため、介護付き個室の老人ホームに入居しました。原因は不明、検査で血液中のK値が極端な異常上昇が見られたため、下肢の何処かで出血したのではないか、と言われています。
 入居後、両下肢に大量の浮腫が出現、その対策に苦労しています。幸い現在はかなり減少、歩くのも楽になりつつあります。
 暫くの間はテレビを見るのみ、プロ野球が楽しみでした。
約半年が過ぎ、歩行困難や下肢浮腫の症状が軽快してきて、好きだったクラシック音楽を聴いてみようかな と思う感じが戻ってきました。
自宅2階のオーディオ・システムをホーム個室に移すことにしました。慣れた何時もの業者に頼んで移してみると、スピーカーが高級機種ではあるものの、小型のソナスファーベル、オリンピカ・ノバ1 ですので、個室のテレビ両端にぴったりと収まりました。
 ブルノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団演奏のベートーヴェン交響曲第6番 「田園」をSACD盤で聴きました。始めてなので耳ならしの感じで聴きましたが、まずまず良いかという印象。左右スピーカーの前にオーケストラの音が歪みなく出現しました。聴きなれた演奏を安心して聴くことが出来ました。
 次に聴いたのが、ヒラリー・ハーン演奏のバッハ「「ヴァイオリン協奏曲集」SACD盤、
集中して聴くことが出来ました。
良い曲、良い演奏だなという没我の時間を暫し感じることがありました。
 良かったなと実感する時間は暫くぶり、嬉しい時間でした。