オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

オーディオシステムとスピーカーケーブル

2019-12-04 09:59:24 | オーディオと音楽
 オーディオシステムとスピーカーケーブル

 オーディオシステムを新しくして10日位、音も少し馴染んできました。

 これまでスピーカーケーブルは展示用のケーブルを借りていましたが、新品のケーブルを使うことにしました。ケーブルの重要性はブログでも雑誌でも強調されているので、定評のあるケーブルを選んでもらいました。
 新しいケーブルに変えて、音を聞いてみると、期待して聞くのですが、綺麗な音が出ませんでした。鮮明さはあるようなのですが、音が繫がりません。濁りも聞こえます。初期に多くある症状なので暫くエージングをしてみようと鳴らしました。50時間位聞きましたが綺麗にならず、元の普通のケーブルに戻してもらいました。
 エージングに十分な時間をかければ良くなる可能性も考えましたが、間もなく90歳になる高齢者では時間の余裕はありません。早く綺麗な音で聴きたいのです。
 普通のオーディオ用のケーブルで聞いてみます。弦楽合奏のフォルテでも濁らず綺麗に聞こえました。難聴気味の耳にも歪みなく聞こえて安心しました。スピーカーケーブルにも相性があるようです。高級品が良いとも言えないように感じました。但し今回使ったのは通常の高級品で超高級品ではありません、念のため申し添えます。
 マランツのSA12で聞くと、CD の再生が思ったより良く聞こえるので、CDを聴きます。
 ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団でベートーヴェンの交響曲第4番。今まで綺麗な演奏で、この曲の演奏では一番好きでした。今回聞いていると細かい動きも良く聞こえ、演奏者が熱情込めてワルターの指揮に応じていると分かりました。
 比較的新しい録音で、ピリスのピアノでショパンのピアノ協奏曲第1番、 ピリスのピアノがゆっくりと端正に弾かれています。録音も良くピアノが綺麗に響きます、オーケストラはフォルテでも歪みなく、低音もかなり豊かに鳴ります。

 新しい現代のオーディオシステムも良いですね。

 もう暫く新しい感覚でクラシック音楽を楽しめそうです。