オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く   ゲルギエフ指揮 ウィーンフィル 「悲愴」

2017-04-01 09:25:29 | オーディオと音楽
 チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》[ハイレゾ配信用]

 ワレリー・ゲルギエフ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 。
 flac 96kHz/24bit

 チャイコフスキーの交響曲「悲愴」。ウィーンフィルが弾くと、どんな音が聞こえるだろうかと興味深々で聴きました。指揮はゲルギエフ。
この組み合わせは更に興味をそそります。激しく厳しい演奏でしょうか。

 第一印象は、矢張り厳しいと感じました。ゲルギエフの演奏はどれを聞いても厳しくて、私には聴き疲れを感じます。
 ウィーンフィルも現代に沿って新しい演奏を求めているのでしょうか。
二回目に聴いた時、厳しい中にウィーンフィルの美しさを認めました。
 音は中高音部の鮮明さが少し強めかな、中低音の響きが少し少なめかな、ホール感が少し少ないかなという印象でした。
 好みという点からいうと、私はプレトニョフ(ミハイル)指揮,ロシア・ナショナル管弦楽団、 の演奏が好きです。CDなるが故に高音部の伸びと鮮明さに劣りますが。

 追加 Sonica DAC は中高音部が細密ですが、強めに再生する傾向があり、録音によっては中高音部が派手に強調されて聞こえることがあるようです。又ホール全体の大きさ、響きの感じが聞こえ難いように思える場合があるようです。
 又ダイナミックレンジが広いため、小さい音を聞こうとすると、音量をあげる必要があり、そうするとフォルテで大音量が鳴り、びっくりすることになります。良いオーディオ・システムと良い耳が必要のようです。