オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  ペーター・レーゼル ビアノ協奏曲「戴冠式」

2016-06-11 10:17:10 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く   ペーター・レーゼル(P)  モーツァルト ピアノ協奏曲 第26番 
             「戴冠式」

モーツァルトのピアノ協奏曲 K.537「戴冠式」は自分の中で、充分気に入った録音に出会えていません。その中で最近録音のペーター・レーゼルのピアノに依るこの曲の評判が良いのを聞きました。ハイレゾ配信でも発売されているので聴いてみました。
発売の謳い文句は次の如くです。
「伝説のルカ教会におけるセッション・レコーディングを最高の音で!
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団のピックアップメンバーとともに、音響の良さで伝説になっているドレスデン、ルカ教会における新録音。
2013年より3年をかけて録音を続けてきたモーツァルトのピアノ協奏曲新録音シリーズの最終回。ここにモーツァルトのピアノ協奏曲の伝説が完結。」

   flac 192kHz/24bit でfoobar2000使用、OPPO105DJP で聴いてみます。

良い演奏、良い録音 でした。
 美しく軽やかな序奏で始まります。ピアノの音色も美しい。鮮明な音で重苦しくなく、戴冠式の名の如く荘重な面を持ちながら、華麗に過ぎず、端正に演奏され、綺麗に曲が流れていきます。
この曲には重さや深みは似合わないと思うので、この演奏は的を得ていると思われました。
録音も素晴らしい。
会場の雰囲気も出て、オーケストラが前面一杯に広がります。鮮明な音の分離がありながら美しい音です。
 他に出ている曲も聴いて見ようかと思いました。
 もう一曲入っている ピアノ協奏曲 第17番 K.453 も美しい良い演奏、良い録音でした。

 値段は少し高価ですが、SACD盤と同じくらいです。