紘一郎雑記帳

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鳥越さん都知事選出馬第2部  紘一郎雑記帳

2016-07-15 07:22:41 | Weblog
鳥越さん都知事選出馬第2部  
紘一郎雑記帳
それでも都知事選に出馬した理由
 
では、なぜ「関心がない」都知事選に出馬を決めたのか。
最大の理由は自民、公明が大勝し、憲法改正に前向きな政党が
議席を占めた参院選の結果だ。


「あえて、付け加えるなら…」として語り始めた。

「戦後70年間、平和な時代を過ごしてきたのに、
時代の流れが変わってきた。首都である東京の問題でもある。
自分なりに流れを元に戻したい。
それを東京から発信したい」・・そうだ


「私は戦争を知る最後の世代。私は戦後の、
平和と民主主義の教育で育った第1期生。
憲法改正ということが射程に入ってきている。
これは東京都政と関係ないという人もいるが、東京は日本の首都。
関係ないわけではない。参院選と違う結果がでれば嬉しいというのが、
私の気持ちだ」

 

 肝心の政策は?
肝心の政策はまだ準備中だ。
何より、昨日決めたばかりということを強調した。

関心があるという子育て政策についても、
「東京都の合計特殊出生率
(※1人の女性が生涯に何人の子供を産むかを表す数値)は、
他のところより高くて、1.4前後です。
子供を産んで育て上げられる環境を作りたい。
これはそんなに難しいことではない。本気になってやりたい」
と語ったが、この数字は間違っていた。


スタッフから紙を渡され、こう叫んだ。
「東京都は1.17、全国最低ですというメモが入りました。
私の間違いです。謝ります。これは変えないといけないですね。
訂正します。すいません」


都政を担当する記者を中心に、質問を受ける。
憲法は国政の課題ではないか。
「憲法は国政の問題だと思っています。
都政とは違うのはわかっています」


東京オリンピックの費用削減について聞かれると
「細かい費用は知りません。正直言って。
税金を無駄使いしないのは当たり前です」


都知事選の争点を聞かれると「
これから他の候補の公約を読んで、どこが自分と違うのか。
争点を組み立てないといけないと思っています」


都政の具体的な課題を問われると「具体的に知りません。
(都知事になったら)都民が納得いく答えを出します」


実務経験のなさを問われると
「大変でしょうね。そりゃあ。
でも、これまでやってきた新聞記者もテレビキャスターも
実務経験がなかった。
基本的にはなんとかやれるだろうと思っています」


「ガンになったことに比べれば、
”都知事は”大したことないと思っています。
ガン患者になっても、都知事が務まると思ってほしい」
と声を張り上げた。


「あえて…」と断り、語った参院選と改憲の問題と、
当事者として関わるガンの話題。
この2つはとりわけ声に力がこもっていたが、
都政の課題は「知らない」「これから」と明言を避ける。


判断材料になる政策もまだできていない。
選挙戦が始まった、投開票日の7月31日は迫っている