茶番・安倍総理憎悪集団結集参院選
紘一郎雑記帳
紘一郎雑記帳
「ウィー・アー・ノット・アベ」 個人への憎悪で結集する野党の愚
今、目の前の2つのニュースは、深い感慨を覚えた。
中国軍機が東シナ海上空で、航空自衛隊機に「攻撃動作」を
仕掛けていたことを元空将の織田邦男氏が明かしたことと、
防衛費について「人を殺すための予算」と発言した
共産党の藤野保史政策委員長の辞任が並んで報じられていた。
中国軍機が東シナ海上空で、航空自衛隊機に「攻撃動作」を
仕掛けていたことを元空将の織田邦男氏が明かしたことと、
防衛費について「人を殺すための予算」と発言した
共産党の藤野保史政策委員長の辞任が並んで報じられていた。
この2つは、まさに現在の日本が直面する現実と、
それを直視できない野党多数派の現状を象徴していると感じたからである。
それを直視できない野党多数派の現状を象徴していると感じたからである。
中国は、海軍の情報収集艦が鹿児島沖の領海に侵入するなど、
軍事的攻勢を強めている。
北朝鮮は中距離弾道ミサイルを連射し発射実験は成功したとされる。
軍事的攻勢を強めている。
北朝鮮は中距離弾道ミサイルを連射し発射実験は成功したとされる。
頼りの同盟国・米国では、在日米軍の駐留経費の全額負担を
日本に求めるなど、東アジアの安全保障に関心が薄い
トランプ氏が有力な次期大統領候補となっている。
こんなタイミングで、共産党は自衛隊を憲法違反と断じ、
まるで人殺しが仕事であるかのような発言をしでかした。
日本に求めるなど、東アジアの安全保障に関心が薄い
トランプ氏が有力な次期大統領候補となっている。
こんなタイミングで、共産党は自衛隊を憲法違反と断じ、
まるで人殺しが仕事であるかのような発言をしでかした。
「共産党幹部の藤野氏が辞めざるを得なくなるぐらい
マイナスの影響が出ているのだろう。
それだけ世論的な反発があったということだ」
マイナスの影響が出ているのだろう。
それだけ世論的な反発があったということだ」
共産党の自衛隊観は国民の実感とかけ離れたところにある。
その点はその共産党と参院選で共闘し、安全保障関連法の廃止を
高く掲げる民進党も同じだろう。
高く掲げる民進党も同じだろう。
「国会周辺では、アイム・ノット・アベという言葉がはやって、
みんなでそれを口ずさんだ。ウィー・アー・ノット・アベだ。
私たちみんなでノット・アベではないか」
みんなでそれを口ずさんだ。ウィー・アー・ノット・アベだ。
私たちみんなでノット・アベではないか」
民進党の安住淳国対委員長は、新潟県長岡市での
4野党合同演説でこう述べ、「ノット・アベ」を
参院選の合言葉にするよう呼びかけた。
野田佳彦前首相も三重県伊勢市での街頭演説で同様に訴えかけた。
4野党合同演説でこう述べ、「ノット・アベ」を
参院選の合言葉にするよう呼びかけた。
野田佳彦前首相も三重県伊勢市での街頭演説で同様に訴えかけた。
「今回の選挙は、安倍(晋三首相)さんに退陣を迫る選挙だ。
『アイム・ノット・アベ』を束ねて『ウィー・アー・ノット・アベ』。
1票1票を結集し、大河のうねりをつくり日本の政治を変えていこう」
『アイム・ノット・アベ』を束ねて『ウィー・アー・ノット・アベ』。
1票1票を結集し、大河のうねりをつくり日本の政治を変えていこう」
考えてみよう!そこでは政策よりも、
主に安倍首相を好きか嫌いかが問われている。
岡田克也代表も「安倍政権下での憲法改正は認められない」
改憲論議は我が党で行なうとしているが、
それは公党のあり方ではない。
主に安倍首相を好きか嫌いかが問われている。
岡田克也代表も「安倍政権下での憲法改正は認められない」
改憲論議は我が党で行なうとしているが、
それは公党のあり方ではない。
民主党が党内の意見対立を覆い隠すため、
「安倍政権の下で」という条件をつけて、
改憲や米軍普天間飛行場の移設、
TPPなどの諸政策への反対で意思統一を
図っていることを指摘していた。
「安倍政権の下で」という条件をつけて、
改憲や米軍普天間飛行場の移設、
TPPなどの諸政策への反対で意思統一を
図っていることを指摘していた。
本来政治は誰がやるかではなく、
何がなされるかこそが問われるべきだろう。
喫緊の諸課題に目をつむり、安倍総理のヘイトで結集しても、
国民には何の関係もない。
何がなされるかこそが問われるべきだろう。
喫緊の諸課題に目をつむり、安倍総理のヘイトで結集しても、
国民には何の関係もない。