読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『あたらしいともだち』(小5・小6に読んだ本)

2016年04月05日 | 友達っていいなと思える本
当塾の小学生国語道場クラスは、4~6年生の異学年合同クラスです。
異学年合同にすることで、低学年のお子さんは高学年の知識を先取りでき、高学年のお子さんは今まで学習したことを随時復習できます。
私どもの塾には、異学年合同クラスがいくつかあるのですが、先取り学習を行う数学道場や英語道場などは異学年合同の良さを特に強く感じます。
先輩・後輩で仲良くなることも多く、お互いに切磋琢磨して頑張っています!

さて、先週金曜日の小学生国語道場クラスではこちらの本を読みました。
あたらしいともだち
トミー・ウンゲラー・作 若松宣子・訳
あすなろ書房

新しい街に引っ越してきた、ラフィ(9歳の男の子)。
近くに友達はいません。

ずっと一人ぼっちでさびしいラフィは、いいことを思いつきました。
「友達がいなければ、自分でつくちゃおう!」

作ることが大好きなラフィは、自分よりも大きいイヌとネコを作りました。

トントンという音を聞いて、お隣のキーが垣根から顔を出しました。
「何を作ってるの?」
「友達だよ」
「一緒に作っていい?あたし、縫物が得意なの。お友達に素敵な服をつくってあげる」

二人は協力して、次々に友達を作ります。

ラフィとキーは仲良しになりました。

そして、裏庭は二人がつくった友達ですぐにいっぱいになってしまいました。

二人は新しい友達を家の前に置くことにします。
近所の子どもたちも集まってきて、みんなで一緒に木馬をつくりました。

ある晩、玄関のチャイムがなりました。
保健所と消防署の人でした。
「ガラクタを片づけてください。火事になったら大変です。」

ところが、ラフィたちの作品は、その後意外なところへ行くことに…!?


ラフィはアフリカ系、キーは中国系の子どもです。
子ども向けの絵本ですが、この作品には、頭がかたい大人たちへの批判や、作品を作り出す喜びなどが描かれています。

読み終わったときに、お子さんが「これが本当の友情だね」と言ったのが印象的でした!

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コメント
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