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読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『幸せさがし』(絵本)

2013年04月18日 | 哲学・生き方の本
昨日は、小学生国語道場クラスでした。
道場クラスでは、通常クラスと違い、自分のペースでどんどん学習を先に進めることができます。
そのスピードには、こちらが驚かされるくらい
やる気いっぱいの道場クラスのお子さんたちです

さて、昨日はこちらのクラスで、この本を読みました。
幸せさがし (寂聴おはなし絵本)
瀬戸内寂聴・文 はた こうしろう・絵
講談社

このお話の舞台は中国。

貧しい若者チンフーは、母親と二人で一生懸命働きながら暮らしていました。
しかし、チンフーが17歳の時、母親は重い病気にかかってしまいました。
母親は「遠い西の国には、仏様がいらっしゃる。どうしたら人が幸せになれるか教えてくださるそうだよ。
お前もそこへ幸福を探しにいってごらん。」という言葉を残して亡くなってしまいます。

そして、チンフーの幸福さがしの旅が始まります。


これは「玉石鹿」(ぎょくせきろく)という中国の本の中の話だそうです。
自分のことよりも、人の幸せを先に考えるチンフー。
そのことが、最後にチンフーに大きな幸せをもたらします。

旅の辛さや苦しさにも負けずに、前進するチンフー。
物語としても面白い上、生き方についても考えさせられます
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