木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




半袖のポロシャツでは少し肌寒さを感じましたが、いい天気でした。
本業が忙しくて、詰めに入ったルーターテーブルの仕上げに
向かう気にはなりませんでした。
「ヘタな考え、休むににたり」
(あれこれ考えるくらいなら、休んだ方がいいよ)という意味です。
体は疲れていますが、気持ちは木工モードです。
先週、袋井市内の塗料専門店で、写真のハケとその保管箱を買いました。
数年前までは、私は仕上げの塗装を軽く考えていました。
それは私が木工を始めた12~3年前に発行されていた
「手作り木工事典」(5年ほど前に廃刊)などで流行っていたのが
アマニ油などの天然油に、有機乾燥剤を混ぜた
「オイルフィニッシュ」です。
これは布で刷り込むのでハケはいりません。
純粋に屋内で湿気などがかからない所では多分これで充分でしょう?
しかし、山荘の改築を始めて、建具、台所、風呂などの
湿度や汚れの厳しい場所ではやはりウレタン系の塗料でないと
ダメであるということを実感しました。
そこで、ホームセンターからハケを買ってきました。
高くても数百円です。
従来はウエス(ボロ切れ)しか使っていなかったので
それでも高いなと思いました。
ところがこのハケが使えない。
ハゲもハケも一番困るのが抜け毛(ここ笑う所です!)
このハケ、粘度のあるウレタン系塗料をぬると引っ張られて
よく毛が抜けるのです。
昨年、脱衣所の床を塗った時などは最悪です。
そこであちこちのネットを頼りに木工サイトで調べると
どうやら「大塚刷毛」のものが良いと書いてありました。
いろいろランクがありますが、そのHPには
筋交い刷毛の60ミリ前後で2000円と書いてありました。
この下調べを頭の中に入れて専門店を訪ねました。
あえて、メーカーや価格を言わずに
「筋交いのニス刷毛で抜け毛のない刷毛ありますか?」
そして出してきたのが、大塚刷毛(株)の2200円のものでした。
これで私は2つのことを確信しました。
私が参考にした木工サイトとこの塗料専門店は信頼できる。
さて、この確信は本物か?
それが分かるのは来月、作品の仕上げをした時になります。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )