レンタルDVDで、映画『海は見ていた』を鑑賞。熊井啓監督作品で、主演が遠野凪子である。2002年7月公開。山本周五郎の複数の小説が原作とのこと。江戸・深川の岡場所にある日、一人の若い侍が逃げ込んでくる、刃傷沙汰で追っ手に追われているという。娼婦のお新(遠野凪子)がこの侍をかくまう。その後もその侍はお新のもとに通ってくるうち、お新は恋心を抱くが若侍には恋心などはまったくなかった。やがて深川の岡場所は洪水と高潮で流されてしまう。もともと黒澤明監督により撮影されるはずだったそうだが、コストの関係で撮影に至らなかった作品。後年、遺志を継いだ熊井啓監督によって撮影されたということだ。確かに、どこか黒澤作品をしのばせるものがある。
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