中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

心から

2021-01-06 21:30:00 | 危機管理
 今年の年賀状の定型文は「コロナが落ち着いたら飲みに行きましょう!」。

…芸が無くて申し訳ない。でも今それが実際、一番の願いです。

 そろそろ我慢の時期も終わって、今年は思う存分…

…と思い初めていたところに来て、不安は拡大するばかり。もはや飲み会どころの騒ぎではなくなって来ています。

 ようやくコンサートにお客さんが戻って来て、今年のチケットの売れ行きも、今まで以上。今月に予定されている山響の定期演奏会もほぼ完売で、明るい新年がスタートするとばかり思っていたのに、ここへ来て緊急事態宣言が出ることになってしまいました。

 地方がどのぐらい足並みを揃えなければならないかは、まだこれから検討されることでしょうが、何かしらの影響は避けられないでしょう。

 「今年が良い年になりますように…」

 もはやお定まりの定型文でなく、心から祈ります。
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八重垣「無濾過生原酒」

2021-01-03 00:00:00 | お酒の話(県外)
 令和3年の1本目は、珍しく関西から。いつも良くしていただいている方に、神戸は姫路の銘酒「八重垣」を頂きました。

 「灘の酒」は、日本酒のルーツとも言えるブランドなのはわかっていますが、水が硬いせいなのか、どうも好みの酒に出会ったことがない。

 中華料理店のラーメンよりも日本のラーメン屋の方が口に合う…

…のとは違うかも知れませんが、これまで灘の酒は敬遠してきました。

 しかも、恐る恐るスペックを見てみると「精米歩合70%」。…思わず尻込みします。これはかなり硬派な感じがする。顔中ピアスを開けた金髪の人たちが騒いでいる教室に、転校生として入って行くような緊張感で開栓。

 すると…

…なんと!この驚きのまろやかさは、いったいどこから来るのか?荒くれ者たちから、予想もしていなかったフレンドリーな対応をされたような、不思議な嬉しさ。…なんだ、みんないい奴じゃないか!

 さすがは神戸。酒米の王様「山田錦」の原産地。山田錦の持つ「円み」を最大限に活かす技を心得ているということでしょう。大吟醸よりも味わい深い。そしてまた「新酒」の持つ軟かさも、ちょうどよくマッチして、絶妙なバランスになったのだと思います。

 関西の、あたりがキツいながらも人情が厚い雰囲気に触れたような気持ちになりました。

 なかなか、違う風土の場所を訪れることが難しい昨今ですが、ちょっと遠出したような気分を味わいました。「地酒でGoTo」もなかなか良いものだと思いますが…どうですか?

 もちろん、今年の6月には「さくらんぼコンサート」で、予定通り大阪に行けることを願っております。

 新春の灘の空気を堪能しました。
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賀正

2021-01-01 15:30:00 | 雑記
 明けましておめでとうございます。何かと先行きが不安な情勢ですが、やはり気持ちがあらたまる新年。

 昨晩は山形の自宅で「紅白」を観て、元旦にきちんと年賀状を受け取って、昼過ぎに近所の護国神社へ家族で初詣に行きました(東京にいる息子はコロナとは関係なく帰って来ませんので3人です…念のため)。

 雪が降り続いているせいもありますが、山形の年末年始のなんと静かなこと。白い「まゆ」の中で、ひっそりと迎える新年も良いものですね。

 ちなみに私の今年の運勢は「中吉」。

 おみくじによると、心がけるべきキーワードは「和」。健康面で用心すべきは「冷え」。

…なんとなく変わり映えのない「いつも通り」感がありますが、まあそんな年なのでしょう。「悪くない」のは良い事です。

 2021年が皆様にとっても、良い一年になりますように。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
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