中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

始動とリズム

2021-01-07 22:30:00 | 山形弦楽四重奏団
 毎年、年明けの最初に楽器を持って出かけて弾くのは、山形Qのリハーサルと決まっています。

 しばらく誰も使っていなかった感がありありの、コミュニティセンターのキンキンに冷えた部屋こそが、私たちにとって松飾り以上に、すがすがしい新春を感じさせる。

…もはや病気ですね。

 ということで、今年も元気に、病気はじめ。

 2月3日の定期演奏会のために、冬休みを切り上げて臨みます。そんな健気な私たちを応援するかのように、窓の外も、青空が雪景色を照らして輝いています。

 しかし…三重奏を終えてVic茂木氏が帰った後に、天気がどんどん悪くなる。窓を叩きつける猛吹雪。これもまた、山形Qの新年ににお似合いかなと思ったところで、バツンと停電。

 雪国の悪天候は、暗いとか寒いとか濡れるとか、なんだかちょっと寂しいとか、人間のわがままな評価の範囲を軽々と超えて、普通に災害につながります。

 今年も、雪国の自然は荒々しく元気だということを祝福して、急いで帰りました。

 …ああ寒かった。

 まだ吹雪が続くようですが、ここは雪国。自然のリズムが健全なのは良いことです。緊急事態などに比べると、冬が寒いのは当たり前で、むしろ気持ちがいい。

 人間の世界も健全なリズムを取り戻すことができれば、と思いますね。

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