今日は山形北高の音楽科の定期演奏会。
3年生のソロのステージと、合唱のステージ、そしてオーケストラのステージの3部構成。私はオーケストラのステージの賛助で出演しました。
音楽科は、人数が少ない。昔はもっと多かったのでしょうが、今は、オーケストラを編成するのも無理があるほど。なので、特に弦楽器はほぼ全員「副科」の子たちです。
私の隣も、高校に入ってからヴァイオリンを始めた子です。今年の演目は「アルルの女」組曲でしたが、正直言って無理がある。
それなのに、よく頑張っていると思います。…若いからできることです。
今回は、娘の幼なじみが、1部のピアノソロで出演するので、開演と同時に、夫婦で客席で聴きました。
ショパンのバラードでしたが、「こんなに難しい曲が立派に演奏できるようになったんだ」ということにまず感動しました。
その他のソリストも、オケの中では一杯一杯ですが、専攻の楽器となると別人のようにすごい。輝いています。
…当たり前ですよね。私は「副科」などもやったことがないので、ヴァイオリン以外のどんな楽器でも、素人以下です。例えば、みんなが当たり前にやっているピアノでも、自分が人前で演奏することなど想像しただけで震えます。
それなのに、専攻の楽器も立派に演奏しつつ、この間始めたばかりの楽器でオーケストラを演奏した学生たちは本当にすごい。心からの拍手を贈りたい。
卒業後も、さらに充実した音楽人生を送ってほしいと願っています。
…私たちなどよりも、はるかに偉くなるかも知れませんしね。応援しています。