雪はまだ無いものの、しんしんと冷え込んでいます。世の中が少しづつ「年の瀬」を意識し始めるこの季節が、日本酒における「Happy New Year!」です。
ということで今週の酒は、庄内の銘酒「くどき上手」の「搾りたて」純米大吟醸です。
…貧乏なくせに、そして二日酔いのくせに、なんでそんな贅沢な酒を!
と、思われるかもしれませんが、そんなことはない。いや、貧乏で万年二日酔いなのは確かですが、この酒もびっくりするほどリーズナブルなのです。
蔵が良心的なのはもちろんですが、ここまでのハイスペックが安価なのは、酒米に理由があります。山形が誇る酒米「出羽の雪」。これは、そもそも安価で高品質の酒を造るために開発された米なのです。高級酒を造るために生み出された「雪女神」と対照をなすものです。このように、酒米の開発からしっかりしたコンセプトでやっている山形…すごいと思いませんか?他県の追随を許さないはずです。
ということで、「くどき上手」。世の中の「淡麗辛口」ブームを完全に無視した、芳醇甘口が個性の蔵です。しかしベタつくことは一切ない。
中でも、毎年出るこの「搾りたて」は、芳醇すぎずにフレッシュで、私が「季節もの」として楽しみにしている酒のひとつです。
さて今年の出来は…
…旨い。この甘みが、懐かしいような優しさで、師走の心を包み込むようです。
年末に飲む新酒の味が、本当に好きです。甘くてほのかに酸味があって、「色々あったけど、それもこれも含めて、良い年だった」という気分にさせてくれる。同時に新酒ならではのフレッシュさが、「さあ、また新しい年が来るんだな」と前向きな気持ちを与えてくれます。
今年も残りわずか。まだ数回、忘年会がありますが、その合間に、静かにこの一年を振り返るのにぴったりの酒でした。
「ねぎらい」の甘さを堪能しました。
ということで今週の酒は、庄内の銘酒「くどき上手」の「搾りたて」純米大吟醸です。
…貧乏なくせに、そして二日酔いのくせに、なんでそんな贅沢な酒を!
と、思われるかもしれませんが、そんなことはない。いや、貧乏で万年二日酔いなのは確かですが、この酒もびっくりするほどリーズナブルなのです。
蔵が良心的なのはもちろんですが、ここまでのハイスペックが安価なのは、酒米に理由があります。山形が誇る酒米「出羽の雪」。これは、そもそも安価で高品質の酒を造るために開発された米なのです。高級酒を造るために生み出された「雪女神」と対照をなすものです。このように、酒米の開発からしっかりしたコンセプトでやっている山形…すごいと思いませんか?他県の追随を許さないはずです。
ということで、「くどき上手」。世の中の「淡麗辛口」ブームを完全に無視した、芳醇甘口が個性の蔵です。しかしベタつくことは一切ない。
中でも、毎年出るこの「搾りたて」は、芳醇すぎずにフレッシュで、私が「季節もの」として楽しみにしている酒のひとつです。
さて今年の出来は…
…旨い。この甘みが、懐かしいような優しさで、師走の心を包み込むようです。
年末に飲む新酒の味が、本当に好きです。甘くてほのかに酸味があって、「色々あったけど、それもこれも含めて、良い年だった」という気分にさせてくれる。同時に新酒ならではのフレッシュさが、「さあ、また新しい年が来るんだな」と前向きな気持ちを与えてくれます。
今年も残りわずか。まだ数回、忘年会がありますが、その合間に、静かにこの一年を振り返るのにぴったりの酒でした。
「ねぎらい」の甘さを堪能しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます