中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

金平糖の春

2019-03-16 23:59:56 | 子育て奮闘記
 この週末は、娘のバレエの発表会。

 山形市民会館の大ホールでの公演ですが、山響でもよく使う広さのステージで、小学生がひとりで踊るのは、ズゴイことだと思います。

 あのステージに、年端もいかない子供が、楽器も持たずに、体ひとつで出て行くとは恐れ入ります。そして客席のお客さんに、何かをきちんと伝える。

 今回、娘は「くるみ割り」から「金平糖の踊り」をやらされました。しばらく我が家は金平糖一色。

 あらためて思うのは、バレエの有名な踊り(コンクールでやるような有名な場面をバリエーションと言います)にあるような曲で、きちんとした曲は案外少ない。オーケストラの世界では聞いたことのない作曲家のものが多いのです。

 音楽だけでも観賞に値するのは、やはり、チャイコフスキーとプロコフィエフ。続くのは、ドリーブとグラズノフぐらいか。

 やはりチャイコフスキーの天才ぶりが、あらためて感じられます。音楽だけでも感動的なのに、バレエとしても非の打ち所がない。

 ちなみに、オケの「くるみ組曲」では「金平糖」は簡単で、チェレスタにお任せの「ひと休み」タイムです。

 その「金平糖」で手に汗握るというのも、はじめての体験で、やはり違う世界には違う世界の大変さがあるものなのだということがよく分かりました。


 …ちなみに今回の発表会は4月のコンクールの練習を兼ねているので、我が家の「金平糖」シーズンは、まだまだ続きます。

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