中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

レバーを語る

2024-05-22 22:13:00 | 男の手料理

 食べ物の話ばかりで失礼します。

 この3日間、山響は休みでした。「コロナ明け特需」で過去最高に忙しかった去年とのギャップが大きくて「こんなに休みが多くて大丈夫なのか?」と不安になります。…これが、今までの「例年どおり」のペースなんですけどね。
 
 ということで毎晩、夕飯の当番を引き受けております。
 
 時間があるので、念願の「レバニラ」を。
 
 昨日は「好きな野菜」の話をしましたが、肉で言えば、圧倒的に「内臓系」が好きです。…ホルモンは、脂が少なく安いので、体と財布に優しいところが私たち「おじさん」に大人気なわけですが、それだけではなく、単純に味と食感が好きなのです。
 
 ところで、世の中から「レバ刺し」が消えてだいぶ経ちますが、そのショックからいまだ、なかなか立ち直れない。
 
 この世に未練がなくなるほど自暴自棄になったら、普通にスーパーでレバーを買って、そのまま塩とごま油をかけて食べようと心に決めています。
 
 …つまらない話はさておき、ギリギリきちんと火が通って「ショリっ」とした歯応えの大きなレバーがゴロゴロ入ったレバニラを食べたい。
 
 という衝動が抑えきれず、初めてレバーを買って、自分で下処理をしてみました。
 
 山形の生協にあった豚レバーは新鮮そのもの。家で包丁を入れた瞬間に「ああ、良い香りだ…」と思ってしまう。好きなんです、生肉。
 
 しかし文明人なので、そのまま食べることはせず、氷水で何度もすすいでから牛乳につけて30分。面倒ではありますが、手間をかけるだけのことはあります。
 
 そして、別のフライパンでレア気味に焼いておいて、後で野菜と合わせて最後にギリギリ火が通るように炒め合わせる。…こんな面倒なこと、レバーのためでなかったらできません。
 
 私だけならもう少しレアを攻めるところですが、きちんと火を通したので、無事、家族にも好評を博しました。
 
 それでも…やはりレバ刺しが懐かしい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キャベツ | トップ | ユアタウン村山公演 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

男の手料理」カテゴリの最新記事