中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

六甲の麓で

2014-06-27 12:53:08 | 旅の空
 関西での一泊目は、転勤で神戸に住んでいる、大学時代からの友人の家。


 そこで昨日の朝はリハーサルの前に、自転車を借りて、教えてもらった近くの温泉へ。

 六甲山から吹きおろす、この時期のあまり涼しくない風を浴びながら、国道2号線を住吉から御影の方まで自転車をこぐこと20分超。住宅街の中にある、まさに地元の銭湯が「乙女塚温泉」です。

 「入浴セット」という切符を買うと、番台のおかみさんに、タオルやら石鹸のセットを渡される。そして「テルマエ・ロマエ」に出てきたような、日本の銭湯らしい懐かしさを漂わせる脱衣所へ。

 浴場はそこから階段を上って中2階と2階に分かれています。狭いスペースをフルに活かした設計で、普通の浴槽以外に、泡・電気・露天・・・盛りだくさんに詰め込むところが関西風か。しかし、泉質は本格的な天然温泉で、ぬるっとした美肌系の湯です。


 塩素の臭いがしない。住宅地にありながら、循環式でないとはすごい・・・と思って壁の説明書きを見ると、しっかりと書いてありました。

 「源泉垂れ流し」!

・・・「掛け流し」でしょう、ふつう。この直線的な勢いの良さが関西らしい。発音するときは、「た」にテヌートかな。


 とにかく、驚くほど体が温まりました。関西の「熱さ」を堪能しています。

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