中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

旧交

2011-08-13 11:29:54 | 危機管理
 さすがは真夏の東京・・・うんざりするほど暑いです。逃げ場がない感じ。電子レンジで焼かれる物は、多分こういう気分なんじゃないかと思うほど。


 さて、今回は娘がバレエの合宿のため、息子と2人で東京の実家にやってきました。そして、すでに来ていた弟の一家4人も合流。再び賑やかな実家になりました。

 もう20年以上の付き合いで、親戚同然になっている友人のオーストラリア人女性が久しぶりに日本に来るからということで、召集がかかったわけなのです。

 相手がオーストラリアからでは山形などは離れているうちに入らない。たまたま仕事が休みだし、行けない理由は存在しません。

 
 ところで「テストならそこそこの点数がとれるのにまったく喋れない」という、日本の英語教育の弊害を体現しているような私は、彼女と話す度にガックリきてしまいます。話すそばから、
(ああっ、これは現在完了の文にするべきなのに…)
(in…to…for…あれかこれか?)
などと考えてしまい、何を言いたいのかも忘れてしまう。

 結局、酒が入ってきて開き直り、物売りの東南アジア人も赤面するようなブロークンイングリッシュ(と言うより、なぜかほとんど片言の日本語)になって、ようやくスムーズになるというていたらく。


 しかしそこは、私と弟がむしろ今のそれぞれの息子に近い年齢の頃からの付き合い。言語以上のつながりがあるものです。やはりコミュニケーションと語学(特に文法)は、似て非なるものですね。


 懐かしく、楽しいひと時を過ごしました。
コメント
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