中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

暖冬

2008-12-20 00:55:41 | 山形交響楽団
 「♪こ~ぶたっ、た~ぬきっ、き~つねっ、ね~こ♪」という歌を、短調に変えて歌おうとすると、ブラームスの交響曲第3番の第3楽章になってしまう、という事を学生の頃に誰かが得意げに言ってたのを思い出しました。大学生なんてそんなもんです…。

 …という事で、山響の酒田公演が終わりました。シャブリエの「田園組曲」、プーランクの「田園のコンセール」、そしてブラームスの「交響曲3番」というプログラムでした。「第3番」はブラームスの交響曲の中で一番好きです。めったに弾く機会が無いですが。僕が山響に入団してからは初めてですし。

 前半のフランスものも、とても良い曲だと思います。特にプーランクはおしゃれです。知的でしかも美しい感じがいいです。

 工藤氏の指揮は無理を強制する感じが無くて、自然です。それで曲自体の良さを感じやすかったのかも知れません。 

 しかしこの時期の酒田が寒くないのに驚きました。いつも冬の庄内は、雪混じりの強風の中でタバコを吸うイメージがあるのですが。燕尾の上に上着を着なくても平気でした。

 明日は(もう今日ですが)山形公演です。もうひと頑張りですな。
コメント
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