Winding Road

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2012J1第1節 大宮×東京

2012-03-13 | Jリーグ
文明の利器・新幹線を使えば距離なんていくらでも埋められるもので、開幕日は14:00からユアスタでの開幕戦を見た後、仙台駅から新幹線はやて号で即座に大宮へ移動し、19:00キックオフのNACK5のゲームに間に合わす事が出来た。まさに新幹線様様である。

さて去年から自分が観戦に訪れると勝利はおろかゴールすら奪えない大宮。その相性の悪さを新シーズンの開幕戦でまたも継続してしまった。そもそも開始30秒で相手のミスから得た東の1対1を権田にセーブされた所から負の連鎖が始まった。その後も良い形でチャンスを作り出すものの決定的なシュートはことごとく権田に阻まれた。先制された後は去年何度も見てきたような反撃できない大宮の姿を目の当たりにした。終盤は息切れして足が止まりボランチからのパスが通らなくなった。

ただ大宮が内容的には決して悪くなかったのも事実。新戦力は確実に機能していたし特に先制されるまでは良いサッカーをしていた。カルリーニョスは守備面は置いておくとしてもパスの供給元としての役割は上出来。左足ならどこでもキックできそうな多彩なバリエーションを感じさせた。

一方の東京。ルーカスの一撃はお見事の一言であったし助っ人の働きに相応しいシュートだった。パス回しの巧さは相変わらずであり、個人で言えば権田は勿論の事、高橋の光る働きを見せていた。過密日程もポポ監督の巧みなやり繰りで乗り越えそうな勢いが感じられ今後が楽しみである。依然として1週間と同様に誰がフィニッシャーになるのかという点については疑問符が残ったが。

内容ならば見応えあるゲームだったが大宮のあと一歩ゴールに届かない部分にモヤモヤが残る試合でもあった。