Winding Road

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2010J1第29節 大宮×山形

2010-11-09 | Jリーグ

第三者で見に行ってどうにもスッキリしない気分で会場を後にした。ナビスコ決勝のような死力を尽くした潔い勝負を見た後だからか、どうにも見ていて消化不良な感じ。端的に言えば入場料の対価に見合う試合は見れなかったなと。

それは両チームともに前への展開が遅くシュートに持ち込む前でボールを奪い合う展開だったから。どうにも迫力がなく得点の匂いのしないゲームだった。確かに残留争いだからその程度の試合なのだろう。しかしゴールに向かうでもなければ玄人好みの中盤の潰し合いでもない中途半端な展開で正直言って眠くなった。ここに来るまで既に2会場で観戦してきていたのでその疲労も手伝って結構危なかった(笑)

しかしその中でもゴールの形はレベルが高くて良かった。まずラファエルの先制点は良い縦パスが入って楔をしっかり受ければスペースが空く事を教科書通りに実行した綺麗な形。そして石川のFKは本当に美しい放物線を描いてネットに吸い込まれた。

大宮は以前よりもイチョンスとラファエルのコンビが良くなっていてその二人中心のカウンターがハマりつつある。セカンドをしっかり拾えていたので全体的に優位に試合を進めることが出来た。出来れば来週も一発番狂わせ願いたいものである。

結局大宮が勝利して残留争いは混沌としてきた。山形は勝てばほぼ残留確定まで来ていただけに勿体無い。さてここからどうなることやら。