Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009J1第32節 京都×鹿島

2009-11-23 | 鹿島アントラーズ

重要なアウェーゲームに勝利。終盤の切羽詰まった状況で主力を二人欠きながら、しっかり結果を残すのが鹿島の鹿島たる所以。これだから鹿島サポは止められない。1対0というスコア以上に内容に差があった。曽ヶ端が仕事をする場面はあまりなかった。

幾つかのチャンスを作りながら決められず、それでも焦れずに巡ってきたチャンスをモノにする。それも田代が生きた形での得点だった。ゴールこそ奪えなかったが、2TOPの二人は前線からのファーストディフェンスをサボらずやり続けたためチーム全体として守備が楽になった。地味な仕事をチームのためにこなした二人のひたむきな姿勢、それからあの時間に投入された意味を充分理解したプレーぶりの竜太。FW陣がよく頑張った。

野沢の美しいゴールは見事。もしかしたら終盤戦の扇谷の試合は野沢がゴールを決める鉄板の状況なのかもしれないww
扇谷もカードは少なめであまりファールを取らずに流すジャッジに一貫性があって分かりやすかった。前よりレフェリングが上手くなったか。

京都は篤人対策として左SBに李・左ハーフに角田を入れてきた。それが守備では一定の成果を見せたが逆に攻撃力は半減した。柳沢・ディエゴのコンビを中心に二人でタメを作る隙に林や佐藤勇が飛び出しを狙うが、出所である二人を要所でしっかり潰した。京都の攻撃は単調なクロス中心で守りやすかった。

特に柳沢へのケアは抜群だった。去年の西京極のようにはさせない思いは皆同じだったろう。それを可能にしたのが大岩の貢献。素晴らしい危機察知能力を発揮してくれた。

去年は負けた西京極で勝てたのは非常に良かった。しかしまだ何も終わっていないし何も得ていない。ひとまず獲得したのは来年のACL出場権のみ。毎回思うことは同じ、とにかく残り全部勝つ。